
心の病と歯の病 歯科医院受診の背中押します!龍理事長の歯科ブログ
掲載日:2020年4月28日2020-04-28T10:00:00+09:00
2020-04-28
5月病の季節ですね。今日は歯科心身症についてお話します。 みなさんは、歯科医の治療領域にどんな印象をお持ちですか? 虫歯や歯並び、歯周病の改善を行っていると考えるのが、一般的ではないでしょうか。 …
虎ノ門ヒルズ トルナーレ歯科・インビザライン矯正歯科 龍醫院
医療法人社団RMDCC
|カテゴリー:精神医学
龍信之助医療法人社団RMDCC
5月病の季節ですね。今日は歯科心身症についてお話します。
みなさんは、歯科医の治療領域にどんな印象をお持ちですか?
虫歯や歯並び、歯周病の改善を行っていると考えるのが、一般的ではないでしょうか。
でも、その領域はアゴや舌の異常、口の中の渇きなど広範囲に渡ります。お口に異変を感じたら、まずは、歯科を上手に活用していただきたいと思っています。
ただし、それらの症状の中には、心の病が潜むケースもあります。
義兄で精神科医の水野雅文の著書「心の病、初めが肝心 早期発見、早期治療の最新ガイド」(朝日新聞出版)によると、うつ病で見られる身体症状には、「かみ合わせの悪さ、歯ぎしり、味覚異常、唾液分泌低下、顎関節痛」が、歯科・口腔系としてあるそうです。
近年、心の病を発症する人が増えたといわれます。 症状は多彩で、自覚が難しいこともあるでしょう。 このような症状の場合、お口の中の異変として症状が現われても、実際歯にも歯茎にも問題がない場合もあります。
だからこそ、お口のトラブルが、心の病と関わりがあることも、ぜひ知っていただきたいのです。
逆に、お口が原因のトラブルを解消することで、気持ちが明るくなったという方もいます。