歯周病治療

歯周病で困っている青年のイラスト

歯周病治療とは

歯周病治療は、歯ぐきの腫れや歯ぐきからの出血を改善するために行われます。歯周病は、歯周病菌によって引き起こされる口腔疾患であり、放置すると歯を失う主な原因となります。そのため、早期に治療を行うことが重要です。

歯周病の症状について

歯周病は、初期段階では歯ぐきが腫れたり、痛みを感じたりすることはありませんが、歯肉の出血や歯垢の溜まりやすさなど早期のサインが現れることがあります。この段階で適切なケアや治療を受けることが重要です。
進行した歯周病では、歯ぐきが引っ込んで歯根が露出したり、歯周ポケットの形成や歯がグラグラしたり、歯の感覚が鈍くなったりすることもあります。さらに進行すると歯が抜け落ちることもあります。
以上のような症状がある場合は、歯周病の進行が考えられるため、早めに歯科医院での検査や診断をお勧めします。

歯周病治療の流れ

歯周病治療の基本的な流れには、検査と診断、プロフェッショナルケアとセルフケア、治療の3つのステップがあります。

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①検査、診断

まず、歯周病の状態を正確に把握するために、歯科医師が口腔内の検査を行います。歯茎の腫れや出血、歯石の有無などを確認し、必要に応じてレントゲンや歯周ポケット測定などの詳細な検査も行います。これにより、歯周病の進行具合や影響範囲を把握し、適切な治療計画を立てることができます。

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②プロフェッショナルケアとセルフケア

次に、歯科医師や歯科衛生士によるプロフェッショナルケアが行われます。歯石の除去や歯肉のクリーニング、歯周ポケットの処置など、専門的な治療が行われます。その後、患者様自身で適切なセルフケアを行っていただくために、医師による日常の歯磨きやデンタルフロスなどの使用方法、口腔ケアの方法をお伝えいたします。プロフェッショナルケアとセルフケアを組み合わせることで、歯周病の改善や再発予防をいたします。

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③治療方法と期間

治療方法は、歯周病の進行具合や症状の重さによって異なります。軽度の歯周病の場合は、プロフェッショナルケアとセルフケアのみで改善が見込めることが多いです。しかし、中等度や重度の歯周病では、追加の治療が必要な場合があります。抗菌薬の使用や歯周外科手術などが行われることもあります。治療の期間は個人の状態や治療方法によって異なりますが、数週間から数ヶ月程度の長さが一般的です。

重症化している場合は歯茎の切開や薬の処方も

歯周病が重症化している場合、応急処置が必要となることもあります。
例えば、歯茎の腫れが激しい場合には、炎症を抑えるために歯茎の一部を切開することがあります。また、抗生物質や消炎鎮痛薬の処方が行われ、痛みや腫れの緩和を行います。重症化している場合は、歯科医師との定期的な診察や治療計画が必要です。状態に応じた適切な治療方法を選び、症状の改善を目指します。

歯周病の治療で歯がしみる原因

歯周病の治療中に歯がしみる原因はいくつかあります。一つは、歯石の除去による歯の表面の露出です。歯石が取り除かれることで、歯の表面が露出し、刺激に敏感になることがあります。また、歯周ポケットの清掃や歯ぐきの切開などの治療によってもしみることがあります。これらの症状は一時的なものであり、治療が進むにつれて症状は改善されていきます。

治療期間とその後の注意

歯周病の治療期間は、病状の進行度や治療方法によって異なります。一般的には、治療の効果を実感できるようになるまでには数ヶ月から半年程度の時間がかかることがあります。ただし、症状の軽度な場合は比較的短期間に場合があります。

歯周病の治療期間はなぜ長い?

歯周病治療の治療期間を説明する女性歯科医師

主に治療期間がかかる理由につきましては、

・歯周組織の再生や修復には時間がかかるため、治療を継続する必要がある。
・治療効果を確認する為に、定期的な検診が必要な場合がある。
・治療方法によっては、複数回の手術や投薬が必要な場合がある。

治療後の注意点としては、歯周病の再発を防ぐために定期的なメンテナンスが重要です。定期的な歯科検診やクリーニングを受けることで、病状の早期発見やプラークの除去が行われます。また、口腔衛生の習慣をしっかりと保つことも大切です。治療の進行や結果については、歯科医師との相談をしっかりと行い、適切なケアを行ってください。

歯の悩みや相談について

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