こんにちは!歯科衛生士のなつきです!
口や歯は全身の健康と切り離してとらえられがちですが、あくまで身体の一部であり、心理的なストレスが加わればさまざまな反応を示し障害が起きてしまうこともあります。
そこで、ストレスと口の健康の関係について解説していきます!
◎ストレスと歯周病
歯周病は、歯の表面に付着した歯垢(プラーク)の中の歯周病原性菌が作り出す毒素や酵素とその免疫反応によって、歯を支える組織が壊れてしまい、最後には歯がぐらぐらになって抜けてしまう病気です。
ストレスが加わると免疫力が低下し、歯周病が早く進行します。また、歯ぎしりや食いしばる癖にも注意が必要です。
この習癖は眠りの浅い時期(REM睡眠)に頻繁に発生しますが、ストレスが強く疲労困ぱいした状態や、お酒を飲み過ぎた時には眠りが浅くなり、歯ぎしりや食いしばりが助長されて歯や歯を支える組織に異常な力が加わるため、歯周病が重症化しやすくなります。
◎ストレスと顎(がく)関節症
口を開けると、あごが痛い、音がする、口を開けづらい、のいずれかの症状を持つ顎関節の障害を総称して「顎関節症」といいます。
あごの靭帯や筋肉の損傷、関節内にある円板のずれなどによって起こります。
以前は、顎関節症の原因はかみ合わせと考えられていましたが、近年では、かみ合わせのみならず、関節や筋の形態、ストレス・不安、片側かみ・ほおづえ・うつぶせ寝等の癖、歯ぎしり・食いしばりなど、さまざまな要因が積み重なり、身体の許容量を超えたところで病気が発症すると考えられています。
また、歯ぎしり・食いしばりに加え、弱い力でも上と下の歯を接触させる癖(上下歯列接触癖)が昼夜を問わず長期間続くと、あごや筋肉に持続的に負担がかかってしまい、さまざまな障害が起きる可能性があることも示されています。
特に、ノートパソコン、スマートフォンやタブレットなど携帯情報端末を長時間、前かがみになって使用していると、上下の歯がかみ合わせやすくなり、さらにストレスが強い状況下では、咀嚼筋の活動が増して強くかみしめてしまう傾向にあります。
上下の歯の接触とともに空嚥下が起こり、呑気症を併発していることもあります。
消化器系に問題が見つからないのに胃のもたれや膨満感が慢性的に続くことにもつながるので、この癖を意識してみましょう。
まだあります!続きは次回お話しします♪
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