こんにちは!歯科衛生士の内山です!
皆さんお仕事お疲れさまです。
さて、今回は保険の銀歯が高騰してる件についてお話ししたいと思います。
虫歯で歯医者さんに行くと、その虫歯の大きさによって治療や被せ物、詰め物になる際に材料の説明を受けると思います。
ものはいいものだとしても、何万円もする自費治療のセラミックは高いから保険を選択すると銀歯を入れるのが通常ですよね。
「12%金銀パラジウム合金」という合金が原料です。 金属色という審美的な問題はありますが、日本人の奥歯の歯科治療において永らくスタンダードな治療材料となっています。
審美的には良いとはいえませんが、金属にはプラスチックでは敵わない耐久性があります。
その主成分のパラジウムや金が平成28年(2016)頃から、世界相場で異常な値上がりをしております。平成の中頃にはグラム500円程度の金属が徐々に1,000円を越し、この1年で2,500円近くと、かつての5倍という異常さです。
主にパラジウムの異常高騰が原因ですが、主産国がロシアで、携帯電話や自動車のエンジンの触媒に使われ、稀少メタルゆえに世界相場が異常高騰しております。 また世界の政情不安により、あわせて今後は金の相場も上昇するといわれています。
この銀歯の価格は、厚労省による健康保険で材料費により半年ごとの見直しが行われているのですが、金属は徐々に値上がりをするも、厚労省の価格改定は半年後のため、現場の地域の歯科医院では多少の材料損も辛抱しつつ持ちこたえてまいりました。しかし昨今の大幅な価格変動で厚労省も3か月ごとに保険価格改定となりました。
10年ほど前では奥歯でのクラウン、大臼歯1歯2,000円程度(3割負担)でした。 数年前では3,000?3,500円程度でしたが、この2022年4月ではロシアの影響で1歯5,000円程度となっています。
保険を使ったから安いのは少し昔の事で、今は銀歯の値段は高騰しているので、虫歯にならない様にしっかりと予防をしていきましょうね!
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