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歯ってどのくらい硬いの?丁寧がモットー!なつきの衛生士ブログ

こんにちは!歯科衛生士のなつきです!

前回のブログで歯のエナメル質の硬さは人体の中で一番硬いとお話ししました。

では、他のものと比べてどのくらい硬いのかを本日はお話ししていきたいと思います!

まず基準とするものですが今回はモース硬度というものを基準にお話ししていきます。

モース硬度とは、あるものでひっかいたときの傷のつきにくさです。叩いて壊れるかどうかではありません。

身の回りのもので例えるとこのようになります。

モース硬度 1:チョーク、滑石
モース硬度 2:岩塩、純金、石膏
モース硬度 3:珊瑚(サンゴ)
モース硬度 4:鉄、真珠、パール
モース硬度 5:骨、ガラス
モース硬度 6:オパール
モース硬度 7:水晶、石英
モース硬度 8:エメラルド
モース硬度 9:ルビー、サファイヤ
モース硬度10:ダイヤモンド

意外なのが純金や鉄です。

金属は固いというイメージがありますが、私たちの身の回りの鉄っていろんな形に加工されてますよね。

ある程度硬さもあり柔らかさもあり加工がしやすいのが鉄になります。

歯の詰め物として使われるのも加工のしやすさとある程度の強度を兼ね備えている為ですね!

この中で歯のエナメル質はモース硬度というもので表すと「7」になります。

モース硬度が8以上は、宝石類しかないため、歯は非常に硬い物質であることが分かりますね。

治療で歯を削る際は、ダイヤモンドバーというバーの先端にダイヤモンドの粒子がついてるものを高速回転させて削っていきます。

歯より硬いものでないとエナメル質は削れないためです。

それだけ硬いエナメル質ですが、虫歯菌(ミュータンス菌)がだす酸には弱く表面が溶け出してしまいます。

しっかり歯を磨いて、虫歯菌の温床であるプラークを取り除くことがとても大切です!

宝石類と遜色ない硬さの歯ですが、日々の積み重ねで削れていくことももちろんあります。

圧が強かったり、かたい歯ブラシでのブラッシングでは表面が削れてしまったり、寝ている間の無意識の歯ぎしりで削れてしまう(咬耗)こともあります。

大事な歯なのでブラッシングを見直したり、歯ぎしりのある方はマウスピースを着用するなどして死ぬまで一生守っていきましょう!

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