こんにちは!
受付の松崎です!
前回噛むことについてお話しさせていただきました。本日も噛むことについてお話しさせていただきます。
噛むという動作は上下のあごの骨や顔の骨の成長に大切な役割を果たします。骨の主な成長パターンには、軟骨が主役になるものと、骨の継ぎ目で行われるものと、骨膜という骨の表面で行われるものの3種類があります。このうち、あとの2種類は外から受ける力の影響がかなりあることが分かっています。かむときの筋肉の力は非常に大きな力ですので、顔の形を作っていくうえで大きな役割を果たします。
○肥満の防止
よく咬むことは、肥満の防止にもつながります。炭水化物は、まず唾液中のアミラーゼで分解されますが、よく噛むことでアミラーゼが作用しやすくなり、口のなかで糖に変化する量が増えます。舌で甘みを感じることや血糖値が上がることで、脳の満腹中枢がはたらき、食べ過ぎを防いでくれます。また、満腹中枢が機能するのにはすこし時間がかかるため、よく噛まずに食べると早食いのような状態になるため、満腹中枢が働いたときにはすでに食べすぎの状態になってしまいます。
現代人はあまり硬いものを食べず、柔らかいものを好む傾向があります。このため、かまずに飲み込む習慣がつきがちなようです。これが現代人に肥満が多くなっている原因の1つと考えられます。
○虫歯の予防
実は、良く噛んでいるだけで、歯の表面がきれいに清浄される働きがあるのです。歯の表面には、咀嚼するときに食べ物が自然に流れるような形が備わっています。食事中に出てくる唾液の中にはリゾチーム、ラクトフェリンという物質が含まれていて、これらには虫歯の原因となる細菌が繁殖するのを抑える作用があります。また、唾液自身にも口の中をきれいに洗い流す効果があります。
○脳細胞の活性化
食べ物をか噛むいう動作は、脳を刺激し活性化させます。咀嚼や嚥下(飲み込む動作)運動は、咬筋というあごを閉じるための筋肉をはじめとして、頬や唇、舌、のどなど多くの筋肉が協調することで行われます。これらの運動は、大脳皮質の非常に広い範囲の細胞が関与しています。咀嚼によって広範囲の脳細胞が活性化されるため、脳の発達や、老化の防止に効果があることが考えられます。
噛むことは様々な良いことに繋がることがわかりましたね。
皆様も普段から沢山噛んで食事を摂るよう心がけましょう!
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