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叢生の状態について!その3!ベテランうっちーのお口のお悩みにお答えします!

こんにちは!歯科衛生士の内山です!

前回、前々回で主な叢生の種類についてお話ししてきましたが、それ以外にも少し特殊な例もありますので参考にしてみてください。

※口唇、口蓋裂
唇顎口蓋列は先天性異常の一つであり、軟口蓋あるいは硬口蓋またはその両方が閉鎖しない状態の口蓋裂と、口唇の一部に裂け目が現れる状態の口唇裂(唇裂)の総称です。
症状によって口唇裂、兎唇(上唇裂)、口蓋裂などと呼びます。今は不適切な表現としてあまりいわれなくなってきていますが以前は口唇裂のことを「みつ口」とも言われていました。

原因としては遺伝的な影響だと言われております。
口唇口蓋裂の出生頻度は、日本では約500出生に1人程度といわれていて、最も頻度の高い生まれつきの異常の一つです。人種による違いがあることも知られていて、東洋人は最も頻度が高いと考えられています。
赤ちゃんのときに手術を受けた方が数多くいますが、とくに問題なく生活を送っています。きちんとした手術が行われれば、将来の心配はありません。発音に難がある方は言語のリハビリを受けたりと訓練すれば徐々に通常通りの話し方になっていきます。
発生原因には不明な点が多いですが、多数の因子が関与しているとされています。 胎児の口唇は胎生7週ごろ、口蓋は胎生12週頃に、それぞれの元になる部分が癒合することで作られます。口唇口蓋裂は、胎生期のこの時期に、何らかの原因でその癒合のプロセスがうまく行われなかった結果と考えられます。全くの偶然、母胎の環境、何らかの薬剤、遺伝的因子など、小さな原因が積み重なった結果、それがある一定の限界を超えたとき発生すると考えられています。ただし、現在の医学では、遺伝的影響がどの程度関係していたかを知る手段はありません。

※顎変形症

顎変形症とは、見た目だけでなく、機能的に差し障りのある顎のゆがみや噛み合わせの不調和に対して通常の矯正治療では改善出来ない骨格の歪みに対して顎の骨を切り、外科的処置を併用して矯正を行い、顎の不調和、咬合の改善を行います。

顎変形症の原因は様々ですが、多くの場合、明らかな原因は分かっていません。しかし、身内にも同じような症状の人がいたり、人種の違いによって生じやすい顎変形症があることから遺伝的な影響が大きいと考えられています。
一般的にあごの変形は成長に伴って思春期以降に徐々に明らかになります。
生まれつきの病気が原因のあごの変形は幼児期・小児期からすでに明らかになっていることもあります。
顎変形症になると、噛み合わせが悪いために食べ物が噛めなくなったり、口の中の変形によって言葉が正しく発音できなくなったりします。同時に、顔の形に変形を生じるために、精神的ストレスの原因となる場合もあります。

上記の症例も含め、現在は特定の先天性疾患に対する歯列矯正治療において健康保険の適用になっています。一般的な矯正歯科治療は自費治療となっておりますが、多くの先天的な疾患が、保険による矯正治療が可能です。

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