こんにちは!
歯科衛生士の桜山です。
本日はフッ素洗口剤についてお話ししたいと思います。
フッ素洗口剤
日本におけるフッ素洗口剤
現在では,6種類のフッ素洗口剤が販売されています。2種は粉末で,水に溶かして洗口液としますが,残りの4種は,洗口液の状態で販売されています。
フッ素洗口剤は,歯科医師の指示のもとに薬局から購入したり,歯科医院から直接購入したり渡されたものを家庭で使用します。地域によっては、幼稚園や小学校で実施している所もあります。
フッ素洗口剤を入手するには、かかりつけの歯科医院で取扱っているか、あるいは薬局でどのようなものが購入できるか相談してみてください。
フッ素洗口の方法
厚生労働省の「フッ化物洗ロガイドライン」では,4歳から老人まで適用されるとあり,特に4歳から開始し14歳まで継続することが望ましいとあります。家庭で実施する場合,原則的には一日に1回ずつ,約10mLの洗口液を口に含んで、30秒間ブクブクして流しに吐き出します。低年齢児では適宜5~7mLとします、洗口後は,すぐに口をすすいだり歯磨きをするのは厳禁で,30分程度は飲食も行わないようにします。一日のなかでも就寝前の実施が好ましいため,夜の歯磨きを終了して,就寝直前に洗口するのがよいでしょう。そうすると,就寝中のむし歯発生を予防できるとともに,就寝中にむし歯になりかかった歯質を元に戻してくれます。
また,30秒間の洗口動作が不十分な1~3歳の低年齢児や要介護者などは,フッ素洗口液を歯ブラシにつけて歯磨きしてあげるとよいでしょう。低年齢児では1mL、成人では3mLくらい準備すれば十分です。
フッ素入り歯磨剤
日本におけるフッ素入り歯磨剤
現在では、日本の歯磨剤の90%がフッ素入りです、ペースト(練り),ジェル,フォーム(泡),液状歯磨剤にはフッ素配合の製品が多いのですが、液体歯磨剤にフッ素を配合することはできません。
またフッ素度も100、500、750、960ppm程度と種々あります。通常の使用によて500ppmより低濃度の歯磨剤にむし歯予防効果がめられたという証拠はありません。したがって,6歳未満児には500~950ppm、それ以上の年齢では1000?1500ppmに近いものを目安に選ぶべきです。
フッ素入り歯磨剤を用いた歯磨きの方法
歯磨きのたびにフッ素入り歯磨剤をつけて磨きます。ただし,つける量が少なすぎたり,歯磨き終了後に過度にうがいしたりすると,口腔に保持されるフッ素が少なくなるため、むし歯予防作用が発揮されにくくなります。
?年齢に応じた歯ブラシのブラシ部分に適量の歯磨剤をつける。?歯磨きをしながら、歯全体に歯磨剤を伸ばしていく。?歯磨き途中では極力吐き出さず3分程磨く。?少量の水を口に含み、4秒程度の洗口を1回だけする。?洗口後はすぐに飲食する事を避ける。 などを心がけることにより歯磨き後の口腔中のフッ素保持を高めます。
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