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フッ素について!明るく元気にインビザ中!衛生士かほの衛生士日記

こんにちは!
歯科衛生士の桜山です。

前回まで、歯磨剤に含まれる成分と効能についてお話してきましたが、今回は洗口剤や歯磨剤に含まれるフッ素についてお話していこうと思います。

フッ素は歯ブラシの届きにくい,歯と歯の間(歯間部)や,歯の根元(歯頸部)に発生するむし歯を効果的に予防します、フッ素塗布以外に,フッ素入りの洗口剤や歯磨剤を利用すると,むし歯予防効果が格段にアップします。

むし歯予防に用いるフッ素はフッ化ナトリウム(NaF)など無機の化合物であり,テフロン加工のフッ素樹脂とは違います。日本で入手できるむし歯予防のためのフッ素製剤は、医薬用医薬品のフッ素塗布剤(フッ素濃度が高いため、歯科医院などの医療機器の整った施設で、歯科専門職自身が使用する)、フッ素洗口剤(歯科医院で指導を受けて、家庭で実施する。また、第一大臼歯の萌出時期にあわせて開始し、保育園・幼稚園・小中学校で集団実施されています。)また、医薬部外品のフッ素入り歯磨剤(消費者が自由に購入し、家庭で実施するセルフケア)などがあります。

フッ素洗口剤とフッ素入り歯磨剤によるむし歯予防作用
洗口剤、歯磨剤ともに,1回の応用で歯質が強化されるわけではありません。むし歯の原因となる酸に溶けにくい強い歯になるには,長期間継続して使用する必要があります。それよりも,1回ずつの応用で次の作用が期待できます。フッ素洗口液で洗口したり,フッ素入り歯磨剤で歯磨きをした後に,歯の表面,舌や歯肉などの粘膜表面,唾液中といった口腔環境中にフッ素が保持されます。このフッ素が,歯の脱灰(歯のミネラル成分の溶出)を抑制したり,むし歯になりかかった歯質の再石灰化(カルシウムなどのミネラルを再び戻す)を促進することによってむし歯を防ぎます。
特に,就寝直前に応用されたフッ素は起床時まで口腔に保持されるため、使用するタイミングとしてはおすすめです。
タ食後にフッ素入り歯磨剤で歯磨きをしてすぐに就寝すれば,フッ素洗口を行わなくてもかまいませんが,歯磨きをしてから就寝するまでに時間が経過するようであれば,就寝前に再度フッ素洗口を追加するといいです。

次回は、洗口剤と歯磨剤についてもう少し詳しくお話していこうと思います。

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