こんにちは!歯科衛生士の内山です!
お盆があけてから少し涼しくなった気がしますね。
先日、お盆で実家に帰った際にたまたま6歳の甥っ子の歯磨きをしていたら甥っ子の歯に癒合歯があるのを発見しました。
弟夫婦のお嫁さんはあまり歯並びが良くないので、歯が生える前から子供は多分矯正必要かな〜なんて話をしていたのですが予想通り顎も小さく並ぶスペースがなさそうです。
癒合歯があることを伝えましたがそもそも歯の形態異常というものを知らないので何?何!?って感じで不安がっていました。
歯の形態異常は咬合や審美に問題なければ、そのままでも特に問題ありません。
歯の形態異常とはどのようなものがあるのかいくつかご紹介します。
写真があるとよりわかりやすいのですが、このブログには写真が載せられないので、気になる方はネットで見てください!
1・矮小歯(わいしょうし)
通常の歯に比べて小さな歯を矮小歯といいます。親しらずや前から2番目の歯に出現する可能性が高く細長い形状や本来の形をそのまま小さくしたものなど、色々な形をしています。
2・巨大歯
矮小歯に対応する言葉で、同一歯列上にある歯が他の歯に比べて大きい時、あるいは顎の骨の大きさに比べて歯が大きい時に用いる言葉です。前者は極めて稀で、後者は顎骨と歯の大きさの不調和を訴えることが多く矯正治療を受診される方が多く見られます。
3・癒合歯
2つの隣接する歯胚(歯の基になるもの)が顎骨内で付着し、1つの大きな歯になったものをいいます。
多くは乳歯の前歯に見られ、永久歯は稀です。
ちなみにこれが甥っ子に見つかった乳歯です!
4・癒着歯
隣接する通常の形に形成された歯が、歯の根の部分で付着してしまった状態。あるいは顎の骨と歯の根が付着してしまった状態です。これはレントゲンを撮ってわかります。
5・歯内歯
歯の中にもう一つの歯が形成されたものです。歯胚が形成されるときに隣の歯の歯胚が迷入してしまい形成されたと言われています。極めて稀であり、見た目には少し大きい歯があるな、という程度で、レントゲンを撮って初めて分かることが多いようです。
6・過剰歯
「過剰歯(かじょうし)」とは乳歯20本・永久歯28〜32本より多く生えてきた歯です。歯が作られる段階において顎の骨の中で"歯の卵"(歯胚)が余分に作られたり二つに分かれてしまったりして過剰歯になると考えられたりしています。
ちなみに私は子供の頃にこれが前歯にあり、永久歯がいつまでも生えてこず、手術をして取り出しその後立派な永久歯をゲットいたしましたw
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