こんにちは!
歯科衛生士の桜山です。
前回まで、歯ブラシの種類と選び方についてやフロス、歯間ブラシについてもお話してきましたが、今回は、その他補助的清掃器具とそれらの器具の管理についてお話していこうと思います。
タフトブラシ
普通の手用歯ブラシと基本的には同じ形態をしていますが、植毛が一束なのでかなり小さく、プラークが残りやすい場所への使用がオススメです。
ただ、タフトブラシだけではなく歯ブラシとの併用が必要です。
舌で歯ブラシを押し上げてしまうことが多い下顎の舌側の清掃に使ったり,嘔吐反射があり歯ブラシの異物感に敏感な方に使用しやすいブラシです、また。歯列不正によって歯が重なり歯ブラシの毛先を当てにくい場合,咬合面の細い溝や補綴修復物などのくぼみの場所に直接ブラシの毛先を届かせることができるため,汚れの除去効果が高いです。
舌ブラシ、粘膜ブラシ、スポンジブラシ
舌ブラシによる舌苔の除去は、口臭の予防や口腔機能が低下している人の誤嚥性肺炎の予防となります。
粘膜ブラシ、スポンジブラシは主に口腔粘膜に付着した食物残渣などを除去するために使用します。とくに、口腔機能が低下した方や経口栄養摂取者へ口腔ケアを行う際、歯ブラシの挿入が困難な場合に適しています。
清掃器具の管理
1.使用後は指先で流水下10秒以上,揉み洗いする。
2.ブラシヘッドを上にして風通しの良い場所に置く。
3.歯ブラシの交換の目安は,植毛部が裏側から見て毛足が見えるようになったら交換時期(長くても1ヶ月毎に交換することをオススメします。)
4.高温処理による殺菌、消毒は植毛部が変形してしまう恐れがあるので,パッケージの耐熱温度表示を確認する。
5.消毒液による消毒は,薬品の種類によっては粘膜に害があるものがあるので,十分な注意が必要。
ブラシだけでプラークをすべてコントロールすることは不可能です、歯と歯の間には、フロスや歯間ブラシを用いることで、格段にブラークを除去することができます。また,タフトブラシは,普通の歯ブラシなどが届きにくいところにピンポイントでアクセスさせることができる,効果的な清掃用具です。
歯磨きの目的は,むし歯や歯周疾患の原因である歯垢を取り除くことです。そのために,歯ブラシには様々な工夫がされています。自分に合った歯ブラシを選択し,効率良く磨くことが大切です。
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