お知らせ

着色について!その2 丁寧がモットー!なつきの衛生士ブログ

着色を予防する歯磨き粉について

こんにちは!歯科衛生士のなつきです!

前回は着色がつきやすい食べ物や、着色を補助してしまう食べ物についてお話ししました。

でも着色を気にして好きなものを食べられなくなってしまうのは嫌ですよね?

食事も大事ですが毎日のブラッシングや、使う歯磨き粉によって予防することもできるので今日はそのお話をしていきたいと思います!

最初に、どのようにして着色がついていくのかについてお話ししていきます。

歯の表面はエナメル質を保護しているペクリルというタンパク質の薄い膜があります。

このペリクルは食事をして口の中が酸性になると溶け出していくそうで、唾液が出ることによって、30分ほどで食事前の中性に近い状態に戻り、一旦溶け出したペクリルがまた歯の表面に戻るそうです。

その戻る時に、お口の中に食べ物や飲み物の着色成分(ポリフェノール)が残っていると、ペリクルはポリフェノールと結びつき、少しずつ歯の表面にステインが付着していくそうです。

着色が気になった際、市販の「着色を除去する」歯磨き粉を手に取った方も多いと思います。

市販の歯磨き粉のほとんどには研磨剤という成分が含まれています。

研磨材は歯の表面に付いた着色を削り落とし、歯の着色を防ぐことに役立っています。

けれども、一概に歯磨き粉の中に含まれる研磨材が着色に対して有効とは言い切れないということをご存知でしょうか?

歯の着色のしやすさは、着色しやすい嗜好品や飲み物食べ物を多くとるかどうかに左右されますが、実は歯の表面の状態にも大きく影響を受けます。

具体的には、歯の表面が粗造(ざらざらしている)か滑沢(つるつるしている)かが着色するかどうかを決める大きな要素となります。

見た目にも触った感じにもざらざらしている場合は言うまでもなく、見た目にも触った感じでも一見つるつるしているにも関わらず、ミクロレベル、ナノレベルで表面が凸凹している場合でも歯は着色してしまいます。

歯の表面に沈着する色素の大きさがナノレベルの大きさだからです。

実は、歯磨き粉の中の研磨材は歯の表面に小さな傷を付けます。

より研磨力の高い研磨材ほど歯の表面の傷は深く大きくなり、タバコのヤニを落とすために売られているような歯磨き粉は非常に強い研磨力で歯の表面も傷だらけにしてしまいます。

着色を落としてきれいな歯にしているつもりが、逆に着色しやすい歯を作っているということになります。

当院でおすすめしている「アパガード リナメル」という歯磨き粉は研磨剤が入っていません。

ナノ粒子薬用ハイドロキシアパタイトという成分が、傷ついた歯の表面を修復し、歯にミネラルを補給。プラークやステインをつきにくくし、むし歯を予防します。

おすすめしてお使いいただいてる患者様からも、「着色がつきにくくなりました!」とのお声をよく頂きます♪

受付で販売も行っておりますので気になった方は是非ホームケアに取り入れてみてください!

お電話でのご予約はこちら
0120-648-071

またオンライン予約も可能です!
ホームページもご覧下さい!
https://www.rmdcc.com

#虎ノ門ヒルズトルナーレ歯科
#メタルフリー
#インプラント
#インビザライン
#マウスピース矯正

月別お知らせ記事一覧