こんにちは!
歯科衛生士の内山です!もうすぐ夏休みですね^ - ^
今年はお出かけの予定を入れる方達もたくさんいそうですね!
前回、マイクロクラックについてお話ししましたが、同じクラックでも歯根破折という最悪の状態の場合にも触れましょう。
「歯根破折」とは、歯が根元部分から、中から割れてしまう歯の病状のことをいいます。
歯根というのは歯の下部、歯槽骨の中を指しますが、この部分から歯が割れていき、最終的には歯の表面部分も割れてしまうことのある病状です。
歯が内部から割れていくため、通常の歯の割れよりも厄介であり、割れた隙間から歯の根元に雑菌が入り込むことで、歯茎そのものを痛める恐れもあります。
歯根破折となると抜歯治療がおこなわれることが多いです。
歯根破折の大きな原因は、過去の歯の治療です。過去に何度も治療した弱っている歯は歯根破折が起こりやすいです。特に治療で神経を抜いた歯の場合は、歯に栄養分が行きわたらずに枯れるような形で内部から割れてしまい、歯根破折となってしまうことが多いです。
また歯ぎしりなどの悪習癖も歯が割れる原因になります。
主な症状
・歯茎が腫れる
歯根破折となると周囲の歯茎が腫れて膨らみます。
・噛むと痛む
噛むと特定の歯が痛んだり、違和感がある場合は、歯根破折のを可能性があります。
・歯が強く痛む
歯根破折により歯が割れると、隙間から雑菌が入り込み、強い痛みを感じることがあります。
・神経を抜いた歯が痛む
特に特徴的なものが神経を抜いた歯が痛むこと。過去の治療で神経を抜いたにも関わらず、その部分から強い痛みを感じる場合は、歯根破折の可能性が高いです。
治療
歯根破折というと抜歯治療がおこなわれるケースが多いですが、症状が軽度であれば、割れた部分を特殊な接着剤で接着することで治療できることもあります。また割れた箇所のみを取り除く部分抜歯という治療法もあります。
抜歯してもその後の治療方法はありますので安心していただきたいですが、歯を抜かなければならないと言う状態は歯としては最も最悪な状況ですので、まずは定期検診に行く事、違和感があればすぐ歯科医院で見てもらうことがリスク回避につながっていきます!
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