こんにちは!
歯科衛生士の桜山です。
今回は、「うがい」についてお話していこうと思います。
うがいの有効性
空気中の細菌やウイルスに対する人の防御機能に役立つものとして,唾液,口腔内の微生物(善玉),のどの粘膜の繊毛運動などがあります。うがいは水分を取り入れることで,一定の湿度が保たれ,口腔内を通じて侵入してくる細菌やウイルスに対して有効とされています。また,うがいはブラッシングを組合せることにより,口腔内が清潔に保たれて,むし歯,歯周病,口臭,誤嚥性肺炎などの予防に効果を発揮します。
うがいをするための必要条件
・うがいの大切さを認識しながら行うこと。
・口唇がしっかり閉じられること。
・水を口の外に吐き出すことが可能であること。
・頬の意識的運動ができること。
・頭をのけぞらせることができること(ガラガラうがい)。
うがいの種類
?ガラガラうがい:口腔内と喉(咽頭,喉頭)の洗浄で「ガラガラうがい」といわれ,水または含嗽剤を含んで頭部を後ろに傾け(上を向いて)口を開け,ガラガラをする。
?ブクブクうがい:口腔内の洗浄といわれ,水または含嗽剤を含んで口を閉じ,口唇や頬を動かして液を前後左右に素早く送ってすすぐ。
うがいの順序は,ガラガラうがいでのどの洗浄を先にしてから,ブクブクうがいで口腔内の洗浄をするのが良いです。もし口腔内を先にすると,洗浄が行われた口腔内がガラガラうがいによって再び汚染されてしまうからです。
各個人の口腔内の状態,年齢,生活状況などによりますが、適切な方法でガラガラうがいとブクブクうがいの2種類のうがいを適切に行い,継続することが重要です。
うがいのタイミング
・朝起きた時(就寝中に細菌が繁殖し,口腔内の細菌数が1日で最も多い為)
・食後
・外出前と帰宅時
・のどが乾燥している時(長いお喋りの後など)
口腔内細菌を減らすために,うがいをなるべく頻繁に行うと効果があるといわれています。
食後だけではなく,食べた後は必ず行います、外出前と帰宅直後,口が渇いた時,特に起床直後にうがいすることは非常に大切で,丁寧なうがいをする習慣をつけることが重要です。1回のうがいで細菌数は半減します。
うがいに使用する液体には,様々な含嗽剤(うがい薬)があります。水道水でも十分ですが,お茶などでも良いと思います。風邪を引いて喉に痛みがある時は,消炎鎮痛剤の入った含嗽剤を使うと効果的です。
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