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妊娠時に起こりやすい口の中のトラブルについて!その3 丁寧がモットー!なつきの衛生士ブログ

こんにちは!歯科衛生士のなつきです!

本日も前回に続き妊娠時に起こりやすいトラブルについてお話していきます。

〇唾液の流れが変化し、口臭が増えることがある

妊娠中には、唾液の流れや量が変化して、口臭が増大するこのがあります。

これには、大きな個人差があり、また、妊娠の時期による差もありますが、一般的に妊娠中は唾液の分泌量が低下すると言われています。

唾液分泌量が抑制される原因として考えられるのは、やはり女性ホルモンとのかかわりがあげられますが、もう一つの原因としては、妊娠による心理的な変化、たとえば、不安や緊張などのような感情も関与するようです。

そのため、安定期となる6ヶ月頃一時的に唾液の分泌量は増加しますが、再び出産まで低下するようです。

妊娠中に口の中がネバネバするというのは、この唾液の分泌量の低下によって起こるものです。

唾液には、消化を助けるという役割のほかにも、口の中を清掃する、むし歯や歯肉炎に関係する細菌の増加を抑制する、などといった役割を果たしています。

したがって、唾液の分泌が抑制されると、歯に付着するプラークや口の中全体の細菌が増加し、不潔になってしまいます。

このほかにも、妊娠によって唾液のphの低下や、唾液中において歯肉炎の原因菌が増加する傾向が見られ、むし歯や歯肉炎が起こりやすくなります。

このように、唾液の分泌の変化は、口腔内の不潔や炎症を誘発し、その結果、口臭を増加させる原因ともなるようです。

しかし、口臭の直接的な原因は、唾液の分泌量の減少ではありません。

つわりなどの影響で間食の摂り方や好みが変化をきたすことが大きな原因となりうるのです。

また、母親のむし歯菌が多い子どもが2歳ぐらいになったときに口の中にむし歯菌が定着し、むし歯を発生しやすくなることがわかっています。

重要なことは、妊娠中の女性ホルモンの変化によって起こっている身体の大きな変化を自覚しながらも、本当の原因は口腔内の細菌、つまりは不潔な口腔にあるのですから、妊娠中は注意深く、ていねいに歯や口の清掃を行うことでしょう。

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