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口腔細菌と全身疾患との関係について!その2! 明るく元気にインビザ中!衛生士かほの衛生士日記

こんにちは!
歯科衛生士の桜山です。

前回、口腔細菌と全身疾患との関係についてお話しさせていただきましたが今回もその続きとして複数紹介していこうと思います。

・糖尿病と肥満
出血や膿を出しているような歯周病とされる歯周ポケットからは、炎症に関連した化学物質が血管を経由して体中に放出されています。
ポケットから出て血流にのった炎症関連の化学物質は、体のなかで血糖値を下げるインスリンを効きにくくします。そのため、糖尿病が発症・進行しやすくなります。
・骨粗鬆症
骨粗鬆症による大腿骨骨折などは,QOLやADLを低下させてしまいます、歯周病原細菌の内毒素は、細胞の反応を介して,破骨細胞を活性化させるとされています。
歯を支えているのは、歯槽骨と呼ばれている顎の骨です。この歯槽骨は、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が減少すると、全身の骨と共に脆くなってしまいます。
・妊娠トラブル
低体重児出産などの妊娠トラブルは、腎盂腎炎や尿道炎などの感染症によって起きることが示されてきました。
近年、歯周病原性菌内毒素も,そのトラブルの原因であることが示されました。歯周病原細菌がつくる内毒素は、生体の応答を介して子宮収船をひき起こし、早産・未熟児出産など妊娠トラブルをもたらすとされています。
・関節炎,腎炎,皮膚病
慢性感染病巣が,遠隔の臓器に影響している場合が,少なくありません。歯周病などの慢性感染症の原因細菌やそれらの内毒素などは,体内に侵入し,免疫応答を介して二次的に疾患を起こすからです。
・ヘリコバクターピロリ菌
ヘリコバクターピロリ感染は,胃潰瘍,胃がんのリスク因子です。歯周病原細菌カンピロバクターレクタスが,ヘリコバクターピロリ菌と共通する抗原をもつことなどが明らかになっており、お互いが,免疫応答を介して悪影響を及ぼすことがあると考えられています。

口腔の慢性感染症を治療することによって、全身性の疾患が改善されることがわかってきました。最近では内科医師が,患者さんに歯科受診を勧めることが増えてきてるそうです。歯科治療によって,ロ腔細菌が激減し,健康を取り戻せることが少なくないからです。
全身疾患がある方はもちろん、そうでない方も予防の意味でぜひ歯科受診をおすすめします。

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