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妊娠時に起こりやすい歯肉のトラブルについて。その2 丁寧がモットー!なつきの衛生士ブログ

こんにちは!歯科衛生士のなつきです!

本日も前回に続き妊娠時に起こりやすいトラブルについてお話していきます。

〇歯肉の色が悪い

正常な歯肉は淡いピンク色で弾力があり、表面はつやがあって滑らかです。

健康な歯肉であっても色素沈着が見られる場合がありますが、その程度には個人差があり、年齢によっても差があります。

長期にわたり色素沈着が見られる場合、妊娠以前と比べて変わりがなければ特に問題はありませんが、なかにはホルモンバランスの変化などが関係して、妊娠以降に着色が目立ってくる場合があります。

気になるようであれば、歯科医院を受診して相談すると良いでしょう。

漂白効果のある薬剤、あるいはレーザー照射によって色素を取り除くことが可能です。

妊娠中であっても、口腔内にほとんど汚れが残っていない場合は歯肉の色に大きな変化はありませんが、歯みがきがおろそかになったり、軟らかいものが中心の食事になると、歯に汚れが残りやすい部分の歯肉、特に歯間部や歯の根元付近の歯肉の色が充血により赤みを帯びてきます。

また、歯みがきや食事の際に出血しやすくなります。

原因は、歯垢などの汚れとその中に潜む細菌です。

口臭も発生しやすくなりますので、汚れを丹念に清掃除去する必要があります。

〇歯肉が退縮した

一時的に口腔清掃が不良になっただけで歯肉が退縮することはありませんが、歯肉の炎症が長期間持続して歯周炎に移行した場合、あるいは目立った歯肉の腫れや出血がなくても歯周炎になった場合は、歯肉の退縮が見られることがあります。

歯肉の退縮が見られる場合には、その周囲にあって歯を支えている骨についても変化が起きている可能性が高く、その確認のためにはレントゲン撮影が必要です。

妊娠中のレントゲン撮影については、治療上どうしても必要になったとき以外は行いませんので、たとえ軽度であっても歯周病に罹っていることがわかっている場合には、妊娠前にしっかりと治療を受け、歯みがきの方法等を習っておいて、妊娠中も歯周組織を安定した状態に保つよう心がけることが大切です。

なお、歯みがきに熱心な人にときどき見られることですが、歯ブラシの圧力が強すぎることで毛先が歯肉を傷つけ、歯肉退縮を起こしていることがあります。

犬歯付近の歯肉が退縮している場合は、疑ってみる必要があります。

気になる際は、歯科医院でチェックしましょう!

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