こんにちは!事務長の池田です!
前回まで福岡の食シリーズとしてお話してきました。地元の話をしていて思い出したのですが、今月で上京してから25年が過ぎました。
今回は上京して最初に就いた競馬場の裏側を少しお話しさせてください。
みなさんも1度はテレビなどで競馬を見た事があると思います。私は地方競馬の1つ、船橋競馬場に厩務員として所属していました。
厩務員(きゅうむいん)はという仕事は、調教師の指示にしたがって、1人で2?3頭の馬を担当します。
厩舎によっては違いはあるのですが、私が所属していた厩舎は当時、3頭の馬を担当していて、年中四季を問わず調教時間に合わせて午前1時すぎには起床し、仕事を開始していました。新聞配達の方より早かったのを憶えています(笑)
仕事の流れは、担当馬を馬房から洗い場に出して馬房の清掃、脚元を検査をしたり馬体チェックします。それから、馬の準備運動で引き運動(手綱を引っぱって馬を歩かせる)や乗り運動(馬の背に乗り歩かせる)を20分ほど行い馬場に向かいます。そこで騎手や助手さんに乗ってもらって調教開始です。
調教が終わると、20?30分かけてクールダウンを行って馬を厩舎にへ連れて帰り、洗い場で馬の体を洗い、爪の手入れやブラッシング、朝の飼葉(カイバ)を与えます。1頭あたりおよそ1.5時間かかりますので、3頭終わって自分の朝食をするのが7時頃です。自分のことより、馬を大事にする生活でした。
小休止を挟んで、11時ごろから午後の引き運動や乗り運動を1頭1時間ほどかけて行います。夏場は日差しが強いため、馬の体力を落とさないように運動は控え、洗い場で足元のチェックや獣医さんに定期的に見てもらいます。朝と同じく寝ワラの手入れを行い、夕飯のカイバをつくり、一日の作業が終了します。
自分の管理馬がレースに出走する開催当日は、朝の調教は行わずレース時間から逆算して6時間前に朝のカイバを与えます。これは人もそうですが、ご飯食べてすぐに急な運動をするとお腹が痛くなりますよね。お馬さんも同じ事が起こってしまうのを防ぐためなんです。
レースの50分前迄に、馬衡所という場所で馬体重を測定し、装鞍所に行って、鞍をつけます。パドックで馬を引いて歩き、それから騎手を騎乗させて本馬場まで引き、ゲートイン。ここまでが厩務員の仕事です。
他の競馬場に遠征する事もあります。厩務員は馬運車に同乗して遠征先の競馬場へ行きます。競馬場に着いたら、馬を競馬場内の待機馬房に入れ、馬をなだめて落ち着かせます。レースが近づくとイレ込む(興奮する)馬も多いため、本番では能力をフルに発揮できるよう細心の注意を払います。
ただ、遠征先には唯一の楽しみがあり、それは競馬場近くにある食事処です。南関東4競馬場(船橋・大井・川崎・浦和)それぞれに美味しい食べ物がありました。時間があったらまた寄ってみたいです。
長々と書いてしまいましたが、厩務員の一日は、馬の世話で明け暮れます。利口な馬は担当厩務員を足音で聞き分ける事ができるとまで言われています。そこまでは辿り着けませんでしたが...(笑)
クリニックには関係のないお話しをさせていただきましたが、最後まで読んでいただいた方ありがとうございます!
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