お知らせ

口呼吸について! 明るく元気にインビザ中!衛生士かほの衛生士日記

こんにちは!
歯科衛生士の桜山です。

今回は、口呼吸についてお話していこうと思います。

お口はご飯を食べたり、言葉を発する器官で、呼吸をする器官ではありません。
呼吸するとき、鼻には2つの大切な役割があります。1つはフィルターのような役割です。鼻の奥の粘膜上には、線毛と呼ばれる細い毛がびっしりと生えていて、外から入ってきた空気に含まれている細菌、ウイルス、花粉、塵などの不純物は、粘膜でとらえ、喉や肺にとって刺激の少ない空気にしたうえで体内に取り込んでいます。もう1つはエアコンの役割も果たしています。たとえ外界が極度に寒く乾燥した環境でも、吸い込んだ空気を鼻の中で加温・加湿することによって、体に必要な熱や湿気を取り込んでいるのです。
口呼吸になると、鼻のフィルター機能やエアコン機能を介さずに、気道に空気が直接入るため、細菌やウイルスに感染するリスクが高まります。特に就寝中は、意識して口を閉じることができず、長時間口を開けたままになりますので、朝起きたときにのどが痛い、よだれが出る、といった症状を自覚する人もいます。いびきや無呼吸から睡眠の質が低下し、さまざまな不調につながることもあります。また、口が乾燥して唾液が少なくなれば浄化作用・殺菌作用が得られず、歯周病菌などの細菌の温床にもなりますので、口臭や歯周病の悪化のリスクも考えられます。

口呼吸のチェックリストとして、次のようなものが上げられます。ひとつでも当てはまるものがあったら、口呼吸をしている可能性があります。
・無意識のうちに口が半開きになっている
・口を閉じると、あごにシワができる
・食べるときにクチャクチャ音がする
・朝、起きたときに喉がヒリヒリする
・唇がいつもカサカサに乾いている
・いびきや歯ぎしりがある
・横向きやうつ伏せになって寝るくせがある
・口臭が強い
・風邪をひくと喉が痛い
・激しいスポーツをしている
・上下の唇で厚さに著しい差がある
・口の端がいつも下がっている
・歯の噛み合わせが悪く、片側で噛むくせがある
・歯並びが悪く、歯と歯の間にすき間が多い

口呼吸の場合は口腔内が乾燥するので唾液による殺菌や消毒作用が発揮されず口の中は雑菌が繁殖しやすい状況になります。それによってむし歯、歯周病、口内炎、ヘルペスなどが出来やすくなります。また、喉に直接菌が入り込み、定着して炎症を起こし免疫力が低下し、風邪を引きやすくなったりもします。

次回、口呼吸から鼻呼吸へ改善するためのトレーニングなど紹介していこうと思います。

お電話でのご予約はこちら
0120-648-071

またオンライン予約も可能です!
ホームページもご覧下さい!
https://www.rmdcc.com

#虎ノ門ヒルズトルナーレ歯科
#メタルフリー
#インプラント
#インビザライン
#マウスピース矯正

月別お知らせ記事一覧