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妊娠中の喫煙・アルコールについて! 丁寧がモットー!なつきの衛生士ブログ

こんにちは!歯科衛生士のなつきです!

本日は妊娠中の喫煙とアルコール摂取が及ぼす危険性をお話ししていきます。

たばこに含まれる有害物質は100種類を超えます。

なかでもニコチンと一酸化炭素は、赤ちゃんへの十分な栄養や酸素の供給を阻害します。

初期には流産の可能性を高め、中期以降はあかちゃんの発育を遅らせて、低出生体重児(2500g未満)になる確率が高くなります。

また喫煙は歯周病の危険因子です。

妊娠に気づいたら、なるべく早く禁煙しましょう。

家族の喫煙からも空気中の煙として影響を受けますので、できれば夫婦そろってやめましょう。

アルコールの害は、たばこほどではありませんが、アルコールは胎盤を通しておなかの赤ちゃんに移行します。

母親が酔えば赤ちゃんも酔っ払います。

ですから、妊娠中はアルコールを控えた方が懸命です。

アルコールに関しては最近考え方がかやり、米国疾病管理センター(CDC)は、「妊娠中の飲酒についていかなる時期、いかなる量も安全とは言えない、アルコールは胎児に悪影響を及ぼすので、妊娠中ならびに妊娠の可能性がある女性は禁酒すべきである」と勧告を出しました。

ニューヨークタイムスは「女性の健康」の欄に「妊娠中の歯肉の病気は早産の低体重児に関連する」として、米国歯周病学会雑誌の論文を紹介しています。

米国の歯周病学会の発表から多くの調査結果がでています。

重症の歯周病にかかっている女性は、軽度の歯周病にかかっている女性よりも低体重児の早産を起こす可能性が少なくても7.5杯高くなる、と結論づけています。

また1年間に米国で生まれる低体重児の18%が、歯周病に関連しているのではないかとも言われています。

このように、妊婦さんが重症の歯周病を放置するとことは、早産・低体重児出産と関係あるようです。

どうしてこのようなことが起こるのでしょうか。

現在は、次のような説明がなされています。

すなわち、重症の歯周病にかかるということは、歯周病の細菌が多くなっているわけですから、当然のことながら、からだは免疫担当さいぼうである白血球やリンパ球を出して細菌をやっつけようとします。

この免疫担当細胞は、サイトカインという物質を産生しますが、サイトカインの濃度が上がると、子宮の筋肉を収縮させる、すなわちお産のゴーサインになってしまうと言うことなのです。

妊娠の可能性がある方は、是非当院で定期的に歯周病予防をしていきましょう!

お電話でのご予約はこちら
0120-648-071

またオンライン予約も可能です!
ホームページもご覧下さい!
https://www.rmdcc.com

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