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妊娠時のむし歯と歯磨き虫歯について! 丁寧がモットー!なつきの衛生士ブログ

こんにちは!歯科衛生士のなつきです!
本日は妊娠時のむし歯と歯磨きについてお話ししていきます♪
むし歯の原因についてご存じでしょうか。
むし歯は、歯に付着した細菌によって発生します。
爪楊枝で、歯の表面をこすってみてください。
白い物が取れてきませんか?
この白い物をプラーク(歯垢)と呼んでいます。
このプラークは、その約70%が細菌でできてきるのです。
食べカスなら強くブクブクうがいをすれば取れてしまいますが、このプラークは歯ブラシでゴシゴシと機械的に取らないと除去することはできません。
プラークの細菌は、みなさんが食べる食品に含まれている糖分を利用して酸を作り出します。
この酸が歯を徐々に溶かしてゆき、ついには穴が開いて、むし歯になってしまうのです。
もちろん、むし歯の歯の攻撃に対しては、唾液が抵抗しており、一方的ひむし歯になってしまうのではありません。
たとえば、唾液によって糖分は歯の表面から洗い流されてしまいますし、唾液に含まれている重炭酸塩やリン酸塩は、常にphを中性に保とうとする性質(緩衝能)を持っています。
さらには、初期のむし歯で、少し白く見えるようになってきたくらいの状態であれば、再石灰化といって、壊れた歯のエナメル質構造を保とうとする働きも持っているのです
さて、むし歯の原因論を少し学んだところで、妊娠時のむし歯について考えてみましょう。
妊娠時に最初に気をつけなければならないことは歯・口の清掃です。
妊娠初期こ2ヶ月頃からつわり(悪阻)が現れてきます。
教科書的には妊娠4ヶ月頃までに消失するとありますが、実際調査したところでは妊娠3ヶ月で約80%の妊婦さんがつわりを認め、それ以降においてと65%から70%という高い出現率が全妊娠期を通じて認められました。
つわりがあるときには、歯磨きをすることがつらく、特に奥歯は磨きにくくなります。
このようなときには、香料の強い歯磨き剤の使用を避けたり、小さめの歯ブラシに変えるなどきて顔を前傾させ、前にかきだすようにみがくと吐き気をもよおすことなく歯磨きができる場合があります。
むし歯予防のためには、まず妊娠初期に丁寧な歯磨きを怠らないことです。
実際、妊娠初期きは十分に磨けない妊婦さんが多く、妊娠9ヶ月では1日3回以上歯磨きをする人が60%程度いますが、妊娠3ヶ月では、わずかに15%程度しかいないことからも推測できると思います。
つわりの重い妊婦さんでは、歯磨きのできなかった時期が7ヶ月日わたった人もいるのです。
これほど長い間、歯磨きができなければ、むし歯予防は極めて難しくなるでしょう。
まだまだ続きますので、次回からも妊娠時のお話をさせていただきます!
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