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妊娠時の口の中の健康について! 丁寧がモットー!なつきの衛生士ブログ

こんにちは!衛生士のなつきです!
本日は妊娠時の口の中の健康についてお話ししていきます。
昔から「一子を生むと、一歯を失う」と言われてきました。
このことは、「一人子供を生むと、一本の歯を失う」ということを意味しており、出産を経験すると女性の歯は悪くなるという言い伝えなのです。
これは、本当のことなのでしょうか?
五つ子のお母さんは、一度に5本の歯を失ってしまうのでしょうか。
そんなことが起きたらたいへんです。
しかし、妊娠して出産し、育児に手をとられている時間は相当のものです。
妊娠して約10ヶ月の間は、つわり(悪阻)で歯をみがくと気持ちが悪くなったり、からだがだるく感じて歯をみがくことさえおっくうになったり、食べ物の嗜好が変化したり、ついつい間食に手近にあるお菓子を食べてみたりと、口の中は汚れて、むし歯や歯周炎が起こりやすい状況になりかねません。
また出産後は、授乳のために夜も眠られないこともあるでしょうし、子供が動き出すようになれば危なくて目を離すことができなくなります。
ようやく落ち着いた頃には、すでに妊娠期間を含めると数年が経過していることなど普通のことのようです。
これが一人の子どもではなく、第二子、第三子、と続くことにでもなれば、お母さんが自分の口の中の状態に気づくまでには、相当の年月が経過してしまっていることになります。
したがって、むし歯もひどくなって保存的な治療ができなくなっていたり、歯周炎も進行して歯がグラグラしてきたりして、抜かなくては仕方がない状況に追い込まれる可能性は、決して少なくはないでしょう。
しかも、妊娠すると口の中にも変化が現れてきます。
たとえば、妊娠すると内分泌系の変化で月経が止まります。
胎盤や、妊娠黄体からエストロゲンやプロゲステロンの分泌が増加してきます。
エストロゲンの過剰分泌は細胞の増殖に関与し、プロゲステロンの過剰分泌は血管の透過性を亢進することとなります。
(血管の透過性とは、おもに毛細血管の壁は、白血球などが透過したり、物質代謝のための成分可愛い透過します。
毛細血管の拡張が起こると透過性は強まり、浮腫などが生ずることもあります。)
その結果として、歯茎の腫れなども起こってくるのです。
ですから、妊娠、出産そして育児ときく女性にとっての生活は、実は歯や口の病気の発生や進行を気づかぬ間に許してしまう時期であると言えるかもしれません。
したがって、日頃から歯科検診を受け、問題点があればすぐに解決しておく必要性があるのです。
それでは、どのようなことに注意を払えば、妊娠時の歯や口の健康を維持・増進することができるのでしょうか。
そのなめには、まず第一に、妊娠による口の中の変化に対する知識を十分に持っておくことです
第二に、なぜそのような変化が起こってくるのかという理由を理解しておくことです。
そして、第三に、自分で口の中の条件をコントロールできるような実践力を養っておくことです。
次回からまた詳しく説明していきます♪
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