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口腔乾燥症(ドライマウス)について! 明るく元気にインビザ中!衛生士かほの衛生士日記

こんにちは!
歯科衛生士の桜山です。
口腔乾燥症(ドライマウス)
「口が渇く(乾く)」という感覚には、
?喉が渇いて水を飲みたい( 渇き または 口渇 )という感覚と、?口の中が乾燥している感覚の2つがあります。
「水を飲みたい感覚」は、口や喉に感じる「渇き」で、英語で thirst と表現される感覚です。発汗、発熱、下痢、嘔吐などにより水分が身体の外に出ると脱水状態になります。すると、視床下部の口渇中枢が刺激されて水分を要求します。日常、スポーツで汗をかいたり、塩分の多い食べ物を食べたりお酒を飲みすぎた後に「渇き」を経験しますが、これは体内の水分代謝を正常に保つための生理的な機序といえます。「口の中が乾燥している感覚」は「乾き」で、英語では xerostomia といわれるものです。xero は 乾燥 、stom は 口 という意味なので、dry mouth と同じ意味を表します。これは、唾液分泌の減少によって引き起こされます。
口腔粘膜が乾燥し、口の中が乾いた感じを訴える状態を口腔乾燥症(ドライマウス)といいます。分泌される唾液の量が減ったり、長時間口を開けたままにしたため唾液が蒸発して、口腔粘膜が乾燥する状態です。口腔乾燥症では、口の中が乾燥し粘つく、重度な方だと、口の中が焼けるように痛む、粘膜が剥がれてくる、噛んだり飲み込んだりできない、しゃべることができない、などの症状が現れます。
唾液の量が減る原因
唾液量が減少する原因として、?唾液腺の破壊、?唾液分泌のための神経の障害があげられます。シェーグレン症候群でも、顎の部分に放射線治療を受けた場合や向精神薬や血圧降下薬を飲んだときも唾液の量は減少します。ストレスがあったり、特別に緊張したときにも口が乾きますが、それは交感神経が刺激されて唾液の分泌量が減るためと考えられます。このようなときはネバネバした唾液(粘液性唾液)がでます。逆に、リラックスしている時は副交感神経が働いて唾液の量が増え、水分の多いサラサラした唾液(漿液性唾液)が出ます。
一般に、年をとれば誰でも唾液量が減り、80歳の高齢者で唾液量が減少するのは単なる加齢変化というよりも、服薬や全身疾患等が原因であるとされています。
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