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抜歯後の開口障害・麻酔後のしびれの対応について! 丁寧がモットー!なつきの衛生士ブログ

こんにちは!歯科衛生士のなつきです!
本日は抜歯後の開口障害についてと麻酔後のしびれが取れない際のお話ししていきます。
抜歯後の開口障害は、抜歯による炎症があごを動かす筋肉に及ぶことにより起こります。
すなわち、奥歯(特に下顎の奥歯)を抜歯した後に、その部位から炎症が筋肉に広がり、筋肉の動きが悪くなったり、痛みが生じて、開口障害を招きます。
まず、処方された薬を必ず服用するようにしてください。
ある程度口が開き、食事の摂取に支障がなければ、特に気にする必要はありません。
しかし、ほとんど口が開かず、食事の摂取が困難であったり、飲み込みに障害が生じた場合にはなるべく早く歯科医院を受診するべきです。
さらに呼吸困難が起こった場合には、急いで歯科医院に行ってください。
腫れが著しく、膿が溜まっている場合には、そこを切開し、ドレナージ(チューブやガーゼを挿入し、膿を排泄させること)を行います。
その後は、よくうがいをするようにしましょう。
◎麻酔後のしびれがとれない
歯科で行われる麻酔には表面麻酔(粘膜の表面の麻酔)、浸潤麻酔(治療する歯の周囲の麻酔)および伝達麻酔(歯や顎骨に行く太い神経の麻酔)の3種類があります。
麻酔後の神経麻痺はなんらかの原因で神経の機能が障害されて発現しますが、その頻度はきわめてまれです。
通常は伝達麻酔後に起きることが多く下顎孔伝達麻酔(下顎大臼歯や下顎智歯の抜歯の際に行う)の後に発現する割合が大きいようです。
下顎孔伝達麻酔後の神経麻痺の原因として、注射針刺入や局所麻酔薬による神経の傷害が考えられます。
注射針刺入の際に針が神経に直接当たると、下唇に放散する電撃痛があります。
しかしこれらの場合、その後に神経麻痺が持続することは少ないようです。
これに対して、下顎智歯の歯根が神経に接していて抜歯の際に損傷したり、抜歯のために歯を分割する際に神経を損傷したりすることがあり、この際には伝達麻酔の効果が消失した後、翌日でも下唇がしびれたままとなります。
このような場合には主治医の診察を求め、神経の損傷がどの程度なのかを知る必要がありますが、それをただちに診断することは容易ではありません。
神経麻痺は、損傷の程度が軽ければ短くて1〜2ヶ月、長くて6〜12ヶ月の期間でその症状が消失しますが、損傷の程度によってはそれ以後も症状が長引く場合があります。
数日間以上麻痺が持続する場合には専門的な治療が必要なこともありますので、専門医を受診してください。
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