こんにちは!事務長の池田です!
皆さんは非歯原性歯痛【ひしげんせいしつう】
ほとんどの方は初めて耳にする言葉だと思います。ここでは 非歯原性歯痛という、歯には原因がない歯痛についてお話していきたいと思います。
〇 「非歯原性歯痛」と「歯原性歯痛」って?
皆さんが歯医者さんを受診する理由のほとんどは「痛み」 によるものが多いでしょう。激しい痛みがあれば一刻も早く取り除いてもらいたいと思いますし、 軽い痛みであっても、何となく不安になるものです。歯の中の神経(歯髄) や歯の周りの歯を支える組織(歯周組織) が原因となる痛みであり、 歯科医師による治療によってのみ治まる痛みといってもよい でしょう。受診される患者さんも、 この痛みには歯の治療が必要だと思われるかもしれませんが、 必ずしもそうではないことがあります。それが非歯原性歯痛です。
非歯原性歯痛の分類
非歯原性歯痛は原因が異なれば治療法も変わってきます。でも、歯を治療したからといって良くならない痛みでもあります。患者さんにも、歯が原因ではない痛みがあるんだということを知っておくと、歯の痛みで歯医者に行ったのに、歯の治療をしてくれないといった不満も軽減されると思います。
もし非歯原性歯痛を、歯が原因として治療してしまうと、痛みの原因除去とはならないため解消されません。非歯原性歯痛の中には、 ときどき痛くない期間があって、 たまたま痛くない期間に歯の治療を行った場合は、 歯の治療で良くなったように見えてしまいます。歯の治療には、歯を削ったり、神経(歯髄)を取り去ったり、 また歯そのものを抜く抜歯など、 行うと元に戻れない治療があります。もちろん、 お口の中で失われたものは被せものなどで補うことができますが、自分の身体の一部を失わないためにも、 痛みに対して対応をしていかなければいけません。
〇 「非歯原性歯痛」と「歯原性歯痛」って?
皆さんが歯医者さんを受診する理由のほとんどは「痛み」
非歯原性歯痛の分類
非歯原性歯痛は原因が異なれば治療法も変わってきます。でも、歯を治療したからといって良くならない痛みでもあります。患者さんにも、歯が原因ではない痛みがあるんだということを知っておくと、歯の痛みで歯医者に行ったのに、歯の治療をしてくれないといった不満も軽減されると思います。
もし非歯原性歯痛を、歯が原因として治療してしまうと、痛みの原因除去とはならないため解消されません。非歯原性歯痛の中には、
〇 いろいろな非歯原性歯痛
筋・筋膜性歯痛
筋・ 筋膜性歯痛は顎を動かす筋肉に痛みを感じる場所があるのですが、 歯の痛みとして感じることで生じる非歯原性歯痛です。これは、筋肉痛からくる歯痛です。これには「関連痛」 といわれる現象があることを皆さんも理解しておきましょう。
1)関連痛って?
痛みの原因が生じた部位と異なる神経支配領域に感じられる痛みです。発生源は、 顎を動かす筋肉(咬筋、側頭筋など)、内臓(心臓など)、鼻腔( 上顎洞など)、関節等があります。そして痛い部位が歯や歯ぐき等に生じる時に、 歯や歯ぐきに異常がないのに痛む状況を言います。
2)筋・筋膜性歯痛の特徴は?
痛みを生じやすいのは、主に上下の奥歯です。漠然とした鈍い痛みがほとんどで、 1日中痛む方もいれば、 痛みが出たり引っ込んだりする方もいます。
3)筋・筋膜性歯痛への対応法
筋・筋膜性歯痛の原因としては顎を動かす筋肉(咀嚼筋) が疲労すると、筋肉の中に"しこり"ができ、 痛みが発生すると言われています。 場合によっては首や肩の筋肉に関連して歯痛が生じることもありま す。
顎を動かす筋肉を酷使した結果おこる症状です ので、筋肉のストレッチやマッサージにより筋の血流を良くし、こりを取ると解消されます。消炎鎮痛剤を飲んでも大丈夫。
筋・筋膜性歯痛
筋・
1)関連痛って?
痛みの原因が生じた部位と異なる神経支配領域に感じられる痛みです。発生源は、
2)筋・筋膜性歯痛の特徴は?
痛みを生じやすいのは、主に上下の奥歯です。漠然とした鈍い痛みがほとんどで、
3)筋・筋膜性歯痛への対応法
筋・筋膜性歯痛の原因としては顎を動かす筋肉(咀嚼筋)
顎を動かす筋肉を酷使した結果おこる症状です
〇神経障害性歯痛
神経障害性歯痛とは、 末梢から中枢に至る神経の何処かに障害が生じて感じる痛みです。 神経痛と呼ばれるもので、 瞬間的に刺されたような激痛が起こる発作性神経痛と、痛みが24時間絶え間なく続く持続性神経痛に分けられます。
1.発作性神経痛
主に頭部の神経を支配している三叉神経や、 舌咽神経の神経痛です。 上顎の犬歯や下顎の奥歯付近に痛みを感じることが多く、瞬間的に電気が走り抜けるような痛みと表現される激痛です。痛みは瞬間的で長くは続きません。 激しい痛みとなる前に歯がしみるなどの普通の歯痛が感じられることもあり、 鑑別するのは難しいです。
鼻の脇など、痛みを誘発する特定の部位があることが多く、洗顔、髭そり、 歯磨きに支障をきたすことがあります。また全く痛み発作が生じない時期もあります。
2.持続性神経痛
帯状疱疹性歯痛とも呼ばれています。 神経節と呼ばれる部位に潜伏していた帯状疱疹ウィルスの感染症で す。帯状疱疹関連痛には、 急性期の帯状疱疹と慢性期の帯状疱疹後神経痛があり、 病態が異なります。
急性期は神経(主に三叉神経) の走行に一致した部位に水泡形成や知覚鈍麻が生じます。 この時ウィルスの進行に伴い、激しい歯痛が生じます。 痛みは1日中持続し、痛みで夜も眠れない状況になります。
粘膜に生じた水泡や皮膚に生じた皮疹は徐々に治癒していきますが 、慢性期になると神経痛のような痛みが残ることがあり、 これを帯状疱疹後神経痛と言います。
神経障害性歯痛とは、
1.発作性神経痛
主に頭部の神経を支配している三叉神経や、
鼻の脇など、痛みを誘発する特定の部位があることが多く、洗顔、髭そり、
2.持続性神経痛
帯状疱疹性歯痛とも呼ばれています。
急性期は神経(主に三叉神経)
粘膜に生じた水泡や皮膚に生じた皮疹は徐々に治癒していきますが
〇神経血管性歯痛
片頭痛や、 群発頭痛の症状の一つとして歯痛が生じることがわかっています。 頭痛による関連痛といって良いもので、 お口やその周囲に生じる最も一般的な神経血管性頭痛は片頭痛です 。痛みは歯の神経の炎症(歯髄炎) と大変似ているため鑑別が難しい歯痛の一つです。
〇心臓性歯痛
狭心症や心筋梗塞などの疾患に関連した歯痛が数多く報告されてい ます。他の疾患(動脈解離、心膜炎) から歯痛が生じた例もあります。痛みは発作性に生じ、特に運動( 歩行など)により歯痛が生じるといった、 運動との相関関係が認められます。
片頭痛や、
〇心臓性歯痛
狭心症や心筋梗塞などの疾患に関連した歯痛が数多く報告されてい
〇上顎洞性歯痛
上顎洞とは副鼻腔のひとつで、左右の上あご、 主に奥歯の上にある骨の中の空洞です。 この上顎洞の疾患で歯痛を生じることがあり、 これを上顎洞性歯痛と言います。
上顎洞とは副鼻腔のひとつで、左右の上あご、
〇精神疾患による歯痛
精神疾患のなかの身体表現性障害の場合、 特に身体化障害や疼痛性障害で歯痛が生じます。また、 統合失調症、 うつ病において身体症状として歯痛が出現することも知られていま す。
精神疾患のなかの身体表現性障害の場合、
〇特発性歯痛(非定型歯痛)
明らかな原疾患がはっきりしない歯痛があります。歯原性歯痛ではなく、 さらに非歯原性歯痛のどの分類にも明確に当てはまらない歯痛です 。時間の経過によって症状が変化し、 内容が明確になることもあります。
明らかな原疾患がはっきりしない歯痛があります。歯原性歯痛ではなく、
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