こんにちは!
今日は顎がはずれたとき(顎関節脱臼)と、 首のリンパ節が腫れたときの対応についてお話ししていきます。
◎あごがはずれたとき
顎関節には手や足の関節のように、 ある一つの回転軸を中心に動く運動(蝶番運動)だけでなく、 関節のへこみからはずれるろくに動く複雑な運動(滑走運動) が加わっています。
顎関節には、関節を包む袋状の組織(関節包)、 外側靭帯と呼ばれる線維性組織および関節結節と呼ばれる側頭骨の 突出部分があり、これらにより、口を大きく開いたとき、 下顎の突出部分が関節のへこみの部分から外れるように動く運動が 過剰にならないように制限されています。
しかし、生理的範囲を超えた外力(打撲、過開口、 むちうち損傷など)が加わると、 下顎の突出部分は関節結節を著しく超えてしまい、 元の関節のへこみに戻らなくなり、閉口が不能となります。
このような状態を顎関節脱臼と呼びます。
自力で閉口不能であれば、 あわてず最寄りの歯科医院を受診してください。
歯科医院で対応できなければ、 歯科口腔外科のある二次医療機関を受診してください。
症状は上記の閉口障害のほか、耳前部のへこみと、 さらにその前の骨の出っ張りなどが特徴です。
発音、飲み込み、咀嚼が困難で、 無理に閉口すると顎関節部の疼痛が生じるため、 とりあえずは安静に保ち、すぐに歯科医院を受診してください。
歯科医院では徒手的(手を使って)に整復処置を行いますが、 整復困難な場合や疼痛が著しい場合は、 顎関節腔内麻酔を併用します。
整復後は顎関節を安静に保ち、硬い食物の摂取や、 大開口を避けるようにすることが大切です。
また、習慣性になった場合には、 チンキャップで顎外固定を行ったり、 習慣性が著しい場合は手術を行ったりします。
◎首のリンパ節が腫れた
首のリンパ節腫脹をきたす疾患の多くは、 早期に診断して適切に治療を行う必要があります。
そのためにもリンパ節腫脹を自覚、あるいは発見した場合には、 すみやかに専門医を受診する必要があります。
ただし一刻を争うほどの緊急性を要する疾患は少なく、 慌てる必要はありません。
家庭で行いうる処置はありませんが、 専門医を受診するまでの間に体温などを測っておくと診断の参考に なる場合があります。
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