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親知らずが痛むときの対応について! 丁寧がモットー!なつきの衛生士ブログ

こんにちは。
本日は親知らずが痛むときの対応についてお話しさせていただきます。
親知らずは、一般的に上下左右4本あると言われています。
ですが、欠損してる人もあり、必ずしも4本あるとは限りません。
生える時期は20歳前後と言われていますが、早い人では高校生時代から生えはじめる人もおり、人によって異なります。
また親知らずは歯列の一番後ろに位置し、生える場所の不足、方向の異常などにより、真横や斜めになり、骨に完全に埋まっていたり、あるいは大部分が骨に埋まり、一部だけが歯肉から出ているような場合もあります。
特にこの傾向は上あごより、下あごの親知らずに著明です。
このように、必ずしも他の歯と同様に生えるとは限りません。
むしろ完全に生えて、上下の親知らずが噛み合っていることのほうが珍しいくらいです。
そのため、親知らずやその周囲は歯ブラシが届きにくいばかりでなく、自浄性も悪いことから清掃不良になり、むし歯や歯の周囲の炎症を起こしやすくなります。
したがって、親知らずが痛むのはむし歯がひどくなったときと親知らずの周囲組織に炎症(智歯周囲炎)が生じた場合です。
虫歯の場合には歯が黒くなって崩れたり、穴があくような変化をともないますが、歯肉は正常なことが多く、鎮痛剤で痛みが軽減します。
しかし、歯の神経の処置をしない限り鎮痛剤の効果が切れると、また痛み出しますので歯科医院で処置を受ける必要があります。
さらに、ひどくなると親知らずの根の先端から骨に細菌性の炎症が及び、歯肉にも炎症の症状を現すようになりますので、鎮痛剤で痛みをおさえるばかりでなく、骨の炎症をおさえるのうな抗菌剤も必要になります。
放置することにより骨の炎症も広がり、入院しなければならないこともあります。
智歯周囲炎は、上あごの親知らずでは下あごほどの歯の生える部位の条件が悪くないため頻度は少なく、多くは下あごに発症します。
前述のようにさまざまな程度に埋伏していることが多く、親知らずとその一つ手前の歯の隙間や、親知らずの後ろの歯周ポケットに炎症を起こしやすいからです。
また、歯肉も他の歯の場合と異なり丈夫な粘膜ではありません。
智歯周囲炎を発症すると、智歯の周囲が赤く腫れたり、口が開きにくくなります。
痛みが強い時は鎮痛剤を服用しながら歯の周りを洗浄し、細菌性の炎症をおさえるために抗菌剤が必要となります。
この智歯周囲炎は一旦症状が落ち着いても再燃を繰り返しますので、抜歯が適応となります。
注意しなければならないのは、この下あごの智歯周囲炎は重症化しやすいことです。
重症化すると周囲の組織である舌の下や首あるいはのどのほうに細菌性の炎症が広がり、著しく口が開きにくくなるため飲食ができなくなったり、腫脹のために息がしづらくなることがあります。
したがって、智歯周囲炎を発症した場合にはなるべく早く、歯科医院や口腔外科のある病院に行き、適切な処置を受けることをおすすめします。
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