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智歯周囲炎の原因・症状・治療方法について!　ゴルフ大好き！食べるの大好き！事務長池田のブログ

掲載日：2021年9月13日 2021-09-13 こんにちは！事務長の池田です！ 今回は智歯周囲炎の原因・症状・治療方法についてお話していきたいと思います。 … 医療法人社団RMDCC ｜記事カテゴリー：歯周病 医療法人社団RMDCC

こんにちは！事務長の池田です！
今回は智歯周囲炎の原因・症状・治療方法についてお話していきたいと思います。
智歯周囲炎とは？
「智歯（ちし）」とは、第三大臼歯（だいさんだいきゅうし）、親知らずのことを言い、智歯周囲炎（ちししゅういえん）とは、親知らずの周りの歯茎に起きた炎症のことを言います。歯肉の腫れや痛みだけでなく、口が開かなくなる場合もあります。
・智歯歯周病の原因
親知らずがまっすぐに生えてこないと、前の歯との間にすき間ができ、汚れが溜まりやすくなってしまいます。その結果、細菌が増えてしまい炎症が起きてしまいます。
親知らずは、顎の一番奥に位置している為、生えてくるスペースが足りず、正常に生えないことが多いのです。斜めに生えたり、途中までしか生えてこなかったりすると、親知らずの上に歯肉が被ってしまったり、衛生管理が行いにくくなります。
・智歯周囲炎の症状
智歯周囲炎は、段階的に症状が悪化していきます。ひどくなると、顔が腫れたり、発熱・倦怠感といった全身症状が起こる場合もあります。また、痛みにより、水を飲みこむことも困難になる場合もあります。
智歯周囲炎を放置してしまうと、炎症が広がって重症化する場合があり、「蜂窩織炎（ほうかしきえん）」と言われるまでに発展すると、頸部の膨張によって呼吸困難になるなどの重篤な症状を引き起こす事も有り得ます。
体調が悪い時や免疫力が低下している時には、智歯周囲炎が進行しやすいです。また、糖尿病などの全身疾患、薬の服用が影響する場合もあります。
・智歯周囲炎の治療法
智歯周囲炎が軽度の場合は、炎症が起きている場所の洗浄や抗菌薬の服用によって症状を改善できますが、進行して重度になると親知らずの抜歯や入院治療が必要になる場合もあります。
治療によって症状が改善しても、繰り返し炎症が起こる場合が多いため、抜歯を勧められる場合もあります。症状が強く出ている状態では、麻酔が効きにくかったり、炎症が悪化したりすることがあるため、炎症が治まるまでは抜歯は行わず、痛み止めや抗菌薬により炎症を抑えることを優先します。
親知らずがまっすぐ生えている場合には、歯の抜歯と大きく違いはありませんが、横に生えていたり途中までしか生えていなかったりすると、通常よりも抜歯が困難になり、全身麻酔下での手術が必要になる事も珍しくありません。
智歯周囲炎を予防するには
智歯周囲炎の一番の予防策は、親知らずを抜歯をすることですが、細菌や汚れが溜まらないようにすることも予防につながります。
親知らず周辺に汚れが溜まりやすいのは、親知らずの生え方だけでなく、歯ブラシが届きにくいことにも理由がありますので、ブラッシング方法を見直し、親知らず付近だけでなく、口の中全体のケアをしっかりと行うことが大切です。
また、ストレスや疲れ、抵抗力の低下なども発症に関係しているので、日頃から充分な睡眠時間や栄養バランスを考慮した食事をとるなど、免疫力を高める生活習慣を心がけることが必要です。
また歯科医院で、レントゲンを使用して親知らずの有無、生え方を確認できます。智歯周囲炎を起こしやすい状態なのか、事前に知ることも可能です。気になる症状がある場合には、早めの受診をお勧めします。
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