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デンタルフロスについて! 丁寧がモットー!なつきの衛生士ブログ

こんにちは!
衛生士のなつきです!
本日はデンタルフロスについてお話しさせていただきます。
皆さまデンタルフロスは日常的に使用されていますか?
日本人のデンタルフロスの使用率は約20%、およそ5人中1人が使用していることになります。
予防歯科への取り組みが進んでいる欧米、アメリカやスウェーデンでは約60%、半数以上が使用しています。
こう比べてみるとまだまだ日本でのデンタルフロスの普及は進んでおらず、予防面での意識も低いように感じられます。
歯ブラシでのプラーク除去率は約60%です。では残りの40%はというと殆どが歯の間の汚れになります。
目に見えない歯の間の部分は、気づかないうちに虫歯になりやすく、また歯の間は歯肉にしっかり面しているので炎症が起こりやすい場所の一つでもあります。
デンタルフロスは、そんな歯の間の部分の清掃に最も適した補助的清掃器具です。
歯の間の部分から、歯肉溝まで挿れてプラークを除去します。
種類もさまざまなものが市販されています。
◎ワックスタイプ
ワックスのコーティングによって歯間部の通過が容易であり、表面が滑らかで軟組織が傷つきにくい。
また、切れたりほつれたりしにくいので、初心者でも使いやすい。
◎アンワックスタイプ
歯の表面に押し当てたときに糸の束が広がりやすく、歯肉溝に入りやすいが切れたりほつれる場合がある。
歯の表面への適合が良好なため、プロフェッショナルケアとして使用される。
◎スポンジ状フロス
水溶性ワックスを使用しているので、唾液に触れるとスポンジ状に膨らみ、掃除できる面積が広くなるため、効率よくプラークを除去する。
◎スーパーフロス
フロススレッダー(誘導針)とスポンジ状フロスが一体化している
◎ホルダー付きフロス
プラッチックのホルダーとフロスが一体化されている。
臼歯部への使用や小児および高齢者や障害者への使用、デンタルフロス初心者への導入に適している
デンタルフロスの適応部位は
・歯の間の部分
・補綴装置連結部
・ブリッジ基底面
・インプラント
そのほかにも、わたしたちが行うプロフェッショナルケアでは
・PTC(プロフェッショナルトゥースクリーニング)
・補綴装置合着時の余剰セメントの除去
・コンタクトの確認
・隣接面う蝕、二次う蝕の検知
・充填物のマージンの確認
・フッ化物などの薬剤の塗布
などにも使用されます。
 
《使い方》
?のこぎりをひくように動かし、歯の間に静かに挿入する。
?挿入した歯の間の部分のどちらかの歯面に沿わせて歯肉溝に挿入する。
?しっかりと沿わせたまま、歯面に付着したプラークをこすり取るように除去する。
?もう片方の歯面も同じように行う。
?静かに歯の間からフロスを除去する。
挿入の仕方を誤ると歯の間の部分の歯肉を損傷してしまうので、自己流で行うのはとても危険です!
詳しい使い方の説明をクリーニング、メンテナンスの際にしっかりとご説明させていただきます!
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