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インフルエンザについて!その2 病気のことなら気楽に相談!看護師みくの歯科ブログ

こんにちは!看護師のみくです。
前回インフルエンザについてお話ししました。今回はその続きになります。
●ハイリスクグループとは
次のような方は、インフルエンザにかかると重症化しやすいといわれるハイリスクグループにあてはまります。
インフルエンザが重症化しやすい持病
呼吸器系(喘息・慢性肺疾患)
循環器系(心不全)
血液疾患
肝臓・腎臓病
代謝障害
糖尿病
神経学的疾患、神経発達障害
インフルエンザが重症化しやすい方々
5歳未満(特に2歳未満)のお子さん
65歳以上の方
妊娠中、または産後の方
アスピリンを服薬中の方
肥満の方
介護施設に入居中の方
インフルエンザの流行は主に冬季に、地域や学校などで起こります。
ワクチンを予防接種すると、インフルエンザウイルスに対抗するための抗体が産生されます。
その年に流行するインフルエンザは毎年予測され、予防接種のためのワクチンが作られます。予防接種でインフルエンザウイルスの感染を完全に予防することはできませんが、インフルエンザにかかる人や、重症化して入院する人を減らせます。
なお、現在日本で使われているインフルエンザワクチンは不活化ワクチンといって、インフルエンザウイルスの感染力を失わせて人が免疫を作るのに必要な成分だけを取り出して作ったものです。
インフルエンザワクチンには感染力がないので、予防接種によってインフルエンザを発症することはありません。
インフルエンザワクチンは、13歳未満では2回接種します。13歳以上では原則1回接種ですが、患者さんの状況等によって医師の判断により2回接種が勧められる場合があります。
●日常生活の中でできる予防法
日常生活の中でインフルエンザを予防することも大切です。
通常のインフルエンザウイルスや新型インフルエンザウイルスの感染は、せきやくしゃみによる飛沫や接触によってウイルスが体内に入ることで起こります。そこで、普段からウイルスが体内に入るのを防ぐようにしましょう。
飛沫感染......感染している人の咳・くしゃみにより発生した飛沫を吸い込む
接触感染......感染した人が触った直後のドアノブなどに触り、そのまま目、鼻、口に触る
●インフルエンザの検査法として、現在、医療機関では「迅速抗原検出キット」を使う検査が行われています。
鼻やのどの粘液を綿棒でぬぐった液や、鼻水(鼻かみ液)をキットを用いて検査すると、感染があるかどうかや感染しているウイルスの型が短時間でわかります。
5分以内に結果がわかるキットもあります。
ただし、症状が出る前のウイルス量が少ない時期に検査した場合や、検査する材料の採取がうまくいかなかった場合は、感染していても陽性にならないことがあります。
●インフルエンザの治療
インフルエンザの主な治療法は、抗インフルエンザウイルス薬の使用です。抗インフルエンザウイルス薬は、インフルエンザ発症から48時間以内に使用すると、ウイルスの増殖を抑えて、発熱などの症状が消えるのを早めたり、体外に排出されるウイルスの量を減らすなどの効果があります。それ以外には、症状を和らげる治療として高熱には解熱剤、せきには鎮咳薬(せきどめ)、たんがひどい場合は去痰薬(たんを切れやすくする)などが使われることがあります。
●抗インフルエンザウイルス薬が処方されたら
現在日本で一般的に使われている抗インフルエンザウイルス薬には、飲み薬(2種類)、吸入薬(2種類)、点滴注射薬(1種類)があり、それぞれ用法・用量、期間(何日間の服用が必要か)が異なります。症状が出始めてからの時間や、病状によって、医師は一人ひとりの患者さんを診て抗インフルエンザウイルス薬を使用するかどうかを判断しますので、必ず医師の指示に従ってください。
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