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歯周病の治療について! 明るく元気にインビザ中!衛生士かほの衛生士日記

こんにちは!
歯科衛生士の桜山です。
今回は歯周病の治療についてお話しします。
歯周病治療の基本は、原因である細菌を除去することです。
初期の段階では、治療方法は比較的シンプルですが進行してポケットが深くなると、外科的な処置が必要になります。
また歯周病の発症・進行には、プラーク以外にも喫煙や糖尿病なども大きく影響しますので、これらに対する治療も必要となります。
歯周病は進行してしまうと歯の周りの骨が減り、放置すると歯がグラグラになり、最終的には抜け落ちてしまいます。なので、歯周病は早期発見・早期治療が重要になります。歯周病は初期症状に気付き、適切な治療を受けることが大切です。
歯周病治療の流れ
検査⇒診断⇒初期治療⇒再評価⇒(歯周外科治療・再生治療⇒再評価⇒)メンテナンス
と歯周病の進行度や再評価時の状態に応じて治療を行います。
歯周病の原因である細菌は歯の表面に付着するプラーク中に存在します。また歯石の表面にもプラークは付着します。
基本的には患者さん自身によるセルフケアでプラークを除去し、歯ブラシでとれない歯石は歯科医院で除去します。
診査・診断
プロ―ビング
プローブという器具を使って、歯周ポケットの深さを確認します。
レントゲン診査
歯槽骨(顎の骨)の状態を確認します。
口の中の汚れのチェック
プラークや歯石の付着状況を確認します。
喫煙について
1日に吸うタバコの本数と喫煙歴について問診します。
全身疾患についての問診
特に、糖尿病など歯周病に関連する全身疾患の有無と既往について問診します。
以上の診査結果をもとに、診断を行い、治療計画を立てます。
喫煙・全身疾患へのアプローチ
歯周病治療成功のため、喫煙者には禁煙・節煙することの重要性を説明します。また血糖コントロールができていない糖尿病患者では、主治医に糖尿病の治療を依頼します。
初期治療
上記診査により歯肉炎あるいは歯周炎と診断された場合、次のような基本治療を行います。
ブラッシング指導
自宅で行うセルフケアの質を高めるために、適切な歯の磨き方を指導します。きちんと磨けるようになることが、将来的に歯を長持ちさせる上で最も重要です。
歯石除去
歯石とは、プラークが石灰化してかたくなったものです。歯石は歯ブラシでは除去できないため、歯科医院で専用の器具を使用し除去します。歯石には、歯肉より上にある歯石(縁上歯石)と、歯肉の下に隠れている歯石(縁下歯石)があります。
ポケットが深くなると、縁下歯石が歯根表面に付着しますが、歯肉の下に隠れていて直接見えないので、専用の器具を用い手技で除去します。
修復物(被せ物・詰め物)のチェック
修復物が歯にぴったり合っていないと、段差ができて、プラークや歯石が付着しやすくなります。このような場合、段差をなくすため修復物の形を修正するか、修復物を新しく作りなおします。
咬み合わせのチェック
歯周病治療の基本はプラークコントロールですが、咬み合わせが悪く一部の歯に大きな負担がかかると歯周病が悪化することがあります。このような場合、咬み合わせの調整を行います。
再評価(初期治療後)
基本治療を行った後、患者さんのプラークコントロール、歯肉の状態をチェックし、再度ポケットを測ります。患者さんの清掃状態・歯肉の状態が良く、ポケットが浅くなれば、メンテナンスに移ります。
当院でも基本的には3ヶ月に一度の定期検診、メンテナンスをオススメしています。
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