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歯周病のリスクファクターについて! 明るく元気にインビザ中!衛生士かほの衛生士日記

こんにちは!
歯科衛生士の桜山です。
以前、歯周病の予防についてお話しました。
今回は、歯周病のリスクファクターについてお話ししていこうと思います。
喫煙・糖尿病は、歯周病の発症・進行に関連するリスクファクターであることが多くの研究により証明されています。
また、同じ歯周病治療を行っても、喫煙者・糖尿病患者では、非喫煙者・非糖尿病患者に比べて、治療の効果が低いことも報告されています。
このため、歯周病発症・進行の要因を取り除くため、また、治療効果を上げるためにも、これらのリスクファクターに対する治療が必要となります。
喫煙習慣
喫煙すると、タバコに含まれるニコチンなどにより、歯肉の抵抗力が低下し、歯周病に感染しやすくなってしまいます。
喫煙者は歯周病発症のリスクが高いだけでなく、歯周病治療を行っても良い治療結果を得にくいことが報告されています。
喫煙者が歯周病治療を始めるにあたり、禁煙した場合では、喫煙し続けた場合よりも、歯周病の進行が遅く、歯の喪失が少なかったと報告されています。
歯周病予防のため、また歯周病治療成功のためには、禁煙することが推奨されます!
糖尿病
歯周病は、糖尿病の第6の合併症と呼ばれ、歯周病と糖尿病は密接に関係しています。
糖尿病では、免疫力低下により、感染しやすい状態になり、歯周病菌に感染しやすくなります。また、創傷治癒の遅延が起こり、歯周病が発症・進行しやすくなります。
血糖値のコントロールが悪いほど、歯周病の進行が速く、重症化することが報告されています。逆に、適切な血糖コントロールを行うことで、非糖尿病患者と同様の治療効果が得られることが報告されています
また、最近の研究では、歯周病治療を行うことで、血糖値が改善されることも報告されています。血糖コントロールを行うことは、歯周病の予防につながり、また、歯周病治療の効果を高めます。
歯や歯肉に痛みや違和感が出て初めて、歯科医院を受診する人が多いのが現状です。しかし、症状が出たときには、すでにむし歯や歯周病が進行してしまっていることがあります。
歯を失っても、インプラントで天然歯に近い噛み心地を取り戻すことが可能と言われていますが、一度むし歯になった部位に健康な歯が再生することはありません。むし歯治療では、むし歯の部分を削り取り、人工の補綴物で修復します。また、歯周病で溶けた骨は、自然に再生することはありません。つまり、治療を行っても、元の健康な状態には戻りません。
定期検診では、歯のクリーニングを行い、自分では取りきれない歯垢や歯石を除去し、むし歯・歯周病の予防を行います。また、初期の段階で病気を発見し、治療すれば、治療は短期間で済むでしょう。
天然の歯を健康な状態で維持するため、定期検診を受けることが大切です。
当院でも基本的には3ヶ月に一度の定期検診をオススメしています
その際にブラッシングの指導や歯間ブラシ、デンタルフロスの正しい使い方なども患者様に合わせて指導しております。
今現在、歯が痛い、腫れているなどの症状がない方でもお気軽に検診にいらしてください!☆
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