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「智歯周囲炎」について!明るく元気にインビザ中!衛生士かほの衛生士日記

こんにちは!
歯科衛生士の桜山です。
前回、親知らずについてお話した際に親知らずによって起こるトラブルの中で智歯周囲炎というものを挙げました。今回はその「智歯周囲炎」についてもう少し詳しく説明させて頂きたいと思います。
智歯周囲炎とは、親知らずの周囲に起こる炎症のことです。
親知らずがまっすぐに生えてこないと、前の歯との間にすき間ができ、汚れが溜まりやすくなってしまいます。それにより、細菌が増え、炎症が起きてしまいます。
親知らずは、顎の一番奥に位置しているため、生えてくるスペースが足りず、正常に生えないことが多いです。傾斜して生えたり、途中までしか生えてこなかったりすると、親知らずの上に歯肉が被った状態になるなど、衛生管理が行いにくくなります。
主な症状としては、
・歯肉が腫れる
・触れると痛みが出る
・歯茎から膿が出る
・ものを飲み込む際に痛みが出る
・口を開けにくくなる(開口障害)
・何もしてなくてもズキズキと鈍い痛みが出る
などがあります。
智歯周囲炎は段階的に症状が悪化します。ひどくなると、他の人が見てわかるくらいに顔が腫れたり、発熱・倦怠感といった全身症状が起こる場合もあります。また、痛みにより、水を飲みこむことも困難になる場合もあります。
〇智歯周囲炎の治療方法
軽度の智歯周囲炎は、炎症が起きている場所の洗浄や抗菌薬の服用によって症状を改善できますが、進行して重度になると入院治療が必要になる場合もあります。
治療によって症状が改善しても、繰り返し炎症が起こる場合が多いため、抜歯を勧められる事もあります。症状が強く出ている状態では、麻酔が効きにくかったり、炎症が悪化したりすることがあるため、炎症が治まるまでは抜歯は行わず、痛み止めや抗菌薬により炎症を抑えることが優先されます。
親知らずがまっすぐ生えている場合には、他の奥歯の抜歯と大きく違いはありませんが、横に生えていたり途中までしか生えていなかったりすると、通常よりも抜歯が困難になります。
智歯周囲炎の予防策は、親知らずを抜歯をすることですが、細菌や汚れが溜まらないようにすることも予防につながります。
親知らず周辺に汚れが溜まりやすいのは、親知らずの生え方だけでなく、歯ブラシが届きにくいことにも理由があります。そのため、ブラッシング方法を見直し、親知らず付近だけでなく、口の中全体のケアをしっかり行うことが大切です。
また、ストレスや疲れ、抵抗力の低下なども発症に関係しています。日頃から充分な睡眠時間を確保し、栄養バランスを考慮した食事をとるなど、免疫力を高める生活習慣を心がけることも必要です。
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