こんにちは! 今回は歯の基本である噛むことについてお話ししたいと思います!
突然ですが、みなさんは食事のときに一口で何回噛んでいますか?
やわらかく、あまり噛まずに食べられる食品が豊富な現代では、 昔に比べて噛む回数が減ったと言われています。
噛ミング30と言う言葉は聞いたことありますか?
実はこの噛ミング30の意味は、「 ひと口30回以上噛んで食べること」 を目標としたキャッチフレーズです。
厚生労働省が、十分に歯・口を使う「食べ方」 を通じて国民の健康増進を図ろうというものです。
ではなぜよく噛むことが大切なのでしょうか??
?左右の歯でバランス良く噛むと,お口の中の働き( 唾液がよく出る)がよくなり、口臭を防いだり、 汚れがつきにくくなります。
?ゆっくりよく噛むことで食べる量が減り(食べ過ぎを防ぐ)、 生活習慣病予防につながります。
?よく噛むことで、脳に行く血流量が増え、脳が活性化されます。 反射神経や記憶力、集中力、判断力などが高まります。その結果、 寝たきりや認知症の予防にもつながります。
?心の満足が得られ(心が落ち着く)ストレス防止になります。
?口の周りの筋肉が鍛えられ、言葉の発音がきれいになります。 また、表情筋が鍛えられて表情が豊かになります。 シワやたるみの予防にも効果的です!
このようによく噛むことはとても良いことです! ですが、毎回一口30回を数えるのは大変だと思います...。
そこで、よく噛むための秘訣をお教えします。
1、食材は大きく、厚めに切る!
みじん切りや千切りよりは、 乱切りなどのように大きめに切ったほうが、噛む回数が増えます。
2、歯ごたえのある食材を選ぶ!
食物繊維の豊富な食品(ごぼう、れんこん、たけのこなど)、 ナッツ類(アーモンド、ピーナッツなど)、牛肉、豚肉、 こんにゃく、たこ、いか、りんご、梨などがおすすめです。
3、料理の際に水分を減らす!
食品は水分が少ないほうが、噛みごたえがあります。
料理に、 揚げたり焼いたりすると加熱によって水分が減りますので、 噛みごたえを増すことができます。
4、うす味!
味付けも噛む回数に影響します。
うす味にすると、素材自体のもち味を味わおうとします。「味」 は食べ物ののうまみが唾液に溶け込んで、 それが口の中に広がることで感じられるのです。
よく噛んで食べていても、 左右どちらかのあごでばかり噛むのがクセになっていると、 筋肉の使い方が偏り、顔のゆがみや、 顎関節症の原因になったりします。また、頭痛や疲れ目、 肩こりや腰痛などの体の不調を引き起こすことがありますので、 左右どちらも使って噛むようにしましょう!
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