こんにちは!
歯科衛生士の桜山です。
最近では梅雨が明け、暑い日が続いていますね。
マスクをつけなければいけない場面が多いとは思いますが、熱中症にならないように気をつけたいものですね。
前回では、子どもが歯磨きを嫌がる理由と磨き方の工夫についてお話しさせていただきました。
今回は〈知覚過敏〉についてお話ししていこうと思います。
冷たいものや熱いものを飲んだときや歯みがきのときに歯がしみるといった症状を〈知覚過敏〉といいます。
歯がしみる原因としては、歯磨きの際のブラッシング圧が強く、歯の表層にあるエナメル質がだんだんと削れ、内部の象牙質が露出することや、ブラッシング圧の強さ、食いしばり、年齢によるものなどの原因により歯肉が下がり歯の根っこの部分が露出することなどが挙げられます。
知覚過敏の対処法としては、
・軽度の場合
歯の表面にコーティング剤を塗布、咬み合わせの調整、知覚過敏防止歯みがき剤の使用。(当院ではシュミテクトをオススメしています☆)
・中度の場合
歯の根が露出した部分をプラスチックの材料でうめる。
・重度の場合
歯の神経を取ってしみなくする。
その他の予防としてはマウスピースの方が装着をオススメしています。
また、次のことが原因で歯がしみることもあります。
・虫歯
虫歯が進行して歯の神経を刺激
・歯周病
歯周病が進行し歯ぐきが下がって歯根部分が露出
・咬み合わせ
咬み合わせが悪いと特定の歯にいつも力がかかり歯の根が欠ける
知覚過敏が原因で歯磨きが疎かになってしまうと、汚れを落としきれず、虫歯や歯周病になるなど状態が悪化する可能性もあります。
ご自身ではなにが原因でしみているのかわからないことが多いと思います。
症状が続いたり、気になる場合はお早めにご相談くださいね。
お電話でのご予約はこちら
0120-648-071