こんにちは!
歯科衛生士の桜山です。
最近では小児について乳歯や永久歯への生え変わり、どうして虫歯になってしまうのかなどのお話をさせて頂いてます!
前回では、大人が行う仕上げ磨きについてお話しさせていただきました。
今回は、そんな仕上げ磨きについてもう少し詳しく説明していこうと思います。
歯を磨くときは、全ての歯をしっかりと磨けるように自分の中で基本的な流れを決め、毎回その順番で磨くようにします。
例としては、
下の歯の頬っぺた側を左から右へ→下の歯の舌側を右から左へ→下の歯の噛む面→上の歯の頬っぺた側を左から右へ→上の歯の上あご側を右から左へ→上の歯の噛む面
下の奥歯(左の頬っぺた側→噛む面→舌側→右の頬っぺた側→噛む面→舌側)
上の奥歯(左の頬っぺた側→噛む面→舌側→右の頬っぺた側→噛む面→舌側)
下の前歯(唇側→舌側)、上の歯(唇側→上あご側)
などがあります。
基本的に、奥歯から前歯への順番の方が磨きやすく、上の前歯がいちばん敏感で嫌がりやすいため、?の方がオススメです!
ですが、磨き残さないための順番なので?が難しい方は?から慣れていきましょう☆
〈仕上げ磨きでチェックするポイント〉
歯のウラ側
歯ブラシの当て方が難しく、磨き残しやすいためむし歯になりやすい部位です。タテに歯ブラシを入れると磨きやすいので試して見てください!
奥歯の溝
でこぼこしていて汚れが溜まりやすい場所です。人差し指を頬っぺたのウラ側に入れて奥歯を見やすくし、歯ブラシを直角に当て、溝の汚れをかき出しましょう。
歯と歯ぐきの境目
プラークが溜まりやすいため、歯ブラシの毛先を45度くらいの角度で当てて、細かく動かしましょう。
力を入れると歯ぐきを傷めてしまうので軽い力で磨きましょう!
歯と歯の間
デンタルフロスを左右に動かしながら、歯と歯の間に入れて歯面をきれいにします。
特に、乳歯の奥歯は歯と歯の間がつまっているためしっかりと汚れを取り除いてあげましょう!
〈デンタルフロスの使い方〉
のこぎりを引くように前後に動かして歯の根元まで入れ、歯の面に添わせながら動かして汚れをかき出します。
デンタルフロスにはひも状のタイプと柄が付いているタイプのものがあります。
どちらが自分にあっているのか、使いやすいのか、使用方法など分からないことがありましたらぜひご相談ください☆
小さい頃からの積み重ねが習慣化に繋がります。
お子様の歯を守るためにも、永久歯になってからの習慣を癖付けるためにも、分からないことがあればぜひご相談ください☆
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