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口が臭い! 


今日は「口臭」に関してお話させて頂きます!

口臭とは、ご本人やまわりの人が不快に感じる呼気の臭いのことです。
口臭があると自覚している人は、なんと80%を超えると言われています!

口臭を予防すること、口臭対策を行うことは、エチケットの一つとなっています。
口臭の原因を知り、正しい対策を行いましょう!

口臭には大きく分けて4つの種類があります。

?生理的口臭
誰にでもある臭いで、起床直後、空腹時、緊張時は特に口臭は強くなります。
これは唾液の分泌が減少し、細菌が増殖して口臭の原因物質がたくさん作られるためです。
しかし、歯みがきで細菌を減らしたり、食事をしたり、水分を積極的に補給するようにすることで唾液量が増加すれば口臭は弱まります。治療の必要はありません。

?飲食物・嗜好品による口臭
にんにく、お酒、タバコ等による口臭は一時的なものです。時間の経過とともに臭いも無くなりますので治療の必要はありません。

?病的口臭
鼻やのどの病気、呼吸器系の病気、消化器系の病気、糖尿病、肝臓疾患などが原因で口臭が起こる場合もありますが、病的口臭の90%以上はお口の中にその原因があります!
歯周病、むし歯、プラーク(歯垢)、歯石、舌苔(舌の上の細菌の固まり)などが原因です。 
病的口臭は、原因の病気や細菌に対処する必要があります。

?心理的口臭
お口の中のトラブルもなく、実際に臭ってはいないのに、本人が口臭を気にして社会生活の障害となっているような場合を心理的口臭症といいます。
背景に強いストレスや、不安などが原因のこころの病が隠れていることがあります。

以上が主な口臭の分類になります。
さらに、?の「病的口臭」の中でも、お口の中の原因のものについて詳しく説明させて頂きます!

【歯周病】
初期の歯周病は痛みもなく、静かに進行する病気です。
一見何でもないようでも、歯を磨いた時など、ちょっとした刺激で出血があることがよくあります。
病気が進行すると歯ぐきからの出血に膿が混じってくるようになり、口臭もひどくなってきます。

【むし歯】
むし歯は独特の臭いを持っています。
食べかすやむし歯菌が、虫歯の穴の中にたまり臭いがきつくなり、口臭の原因になります。
小さなむし歯で口臭が強くなることはありませんが、むし歯が進行してくると次第に口臭がきつくなってきます。
神経まで侵され神経が腐ると、強烈な臭いがします。

【歯垢(プラーク)】
歯の表面に付着する柔らかいかたまりで、1グラムあたり1,000億個もの細菌からなっています!
食べ物の残りかすを栄養とする微生物とその代謝産物からなり、長期間たつと歯石になってしまいます。
むし歯や歯周病の原因にもなります。

【歯石】
歯垢からなる、石のように硬くなった細菌の固まりです。歯石がたくさん付くようになると口臭もひどくなってきます。また歯石が付くことにより歯周病を進行させます。

【舌苔】
体調が良くないときなどに、舌の表面に白っぽいものが付着することがあります。
これは舌苔(ぜったい)と呼ばれているもので、歯垢と同じような細菌の固まりです。
これも口臭の原因になります。
舌ブラシなどで舌をきれいにすると口臭も軽減します。

セルフケアで改善できる口臭もありますが、ご自分で改善できない口臭もあります。
原因を把握して、適切な対処をすることが大切です。
お気軽にご相談ください!

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