こんにちは、歯科衛生士の三九二です。
今回は口呼吸の悪影響についてご説明させて頂きます!
口呼吸は良くない、となんとなくご存知の方もいらっしゃると思いますが、具体的にどのような悪影響があるのかご存知ですか?
体に良くないのはもちろん、実は歯科の観点から見ても悪影響があります!
大きく分けると、口呼吸のデメリットには以下のようなものがあります。
?虫歯、歯周病、口臭の原因になる
お口の中は常に唾液で潤っているのが正常な状態です。
この唾液はお口の中の細菌を退治してくれたり、汚れを洗い流したりなど様々な働きがあります。
口呼吸をすると、お口の中が乾燥してしまい、唾液が少なくなり、虫歯や歯周病の原因菌の繁殖の原因になります!
また、お口の乾燥により歯に汚れがつきやすく、歯の黄ばみの原因にもなります。
?歯並びが悪くなる
歯並びは「内側からの舌による力」と「外側からの唇や頬の筋肉からの力」によって正しい位置に並ぶようになっています。
しかし、慢性的な口呼吸だと、お口が開いているので、周りの筋肉が外側から歯を締め付ける圧力がなくなります。
そのため、「外側からの力」がかからず、出っ歯や受け口などの原因になってしまいます。
特にお子様の場合は骨格にも影響が出やすいため、注意が必要です!
?風邪をひきやすくなる
鼻から呼吸する場合、入ってきた細菌やウイルスなどを排除する機構が備わっているため、風邪をひきにくかったり、ウイルスに感染しにくいです。
一方、口には鼻のような外気に対する機能が備わっていないため、直接細菌やウイルス、塵などを取り込んでしまうことになります!
このように、口呼吸には様々なデメリットがあります。
こうしたリスクを回避するために、口呼吸をしている方は鼻呼吸にシフトすることをおすすめします。
口呼吸から鼻呼吸にシフトするためにまず必要なのは、お口の周りの筋肉を鍛えることです。
そのために有効なのは、よく噛んで食べる習慣をつけることです!
よく噛むことは歯にとっても体全体にとってもよい影響があります。
普段から鼻呼吸を意識して、健康的な生活を送っていきましょう!
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