こんにちは!
歯科衛生士の桜山です。
最近、暑いと感じる日が増えてきました!
夏が近づいている感じでワクワクですね☆
季節の変わり目なので体調にもきをつけましょう!
さて、前回は乳歯の虫歯が永久歯に与える影響についてお話させていただきました。
では、どうして虫歯ができてしまうのかを今回説明させていただきたいと思います。
どうして虫歯になるのか。それは虫歯菌が酸をつくりだし歯を溶かしてしまうからです。
お口の中には、いつも虫歯菌が待機しています。
健康な状態でも、お口の中には通常たくさんの虫歯菌がいます。
それらが食べ物の糖分を材料にしてネバネバした粘着性の物質を作り出します。これが歯の表面にくっついて、固まったものがプラーク(歯垢)です。
プラークの中では、虫歯菌によって糖分が分解されてさんがつくられ、この酸によって歯の表面からミネラル成分が溶け出します。
しかし、ここで虫歯防御の強い味方である " だ液 " が活躍します。いったん酸によって溶かされても、しばらくするとだ液の働きで、溶け出したミネラル成分が元に戻って修復され、歯を正常な状態に保つのです。
お口の中では炭水化物などの糖分を含んだ食べ物を食べるたびに、酸による攻撃とだ液による修復がくり返されています。
だ液による修復のペースが、溶けだす歯の成分量に追いつかない時に虫歯になるのです。
酸は、食事をすれば少なからず作られるものです。虫歯というと、とにかく甘いものがいけないという印象が強い方が多いと思いますが、虫歯予防はむしろ、酸による攻撃で溶けはじめた歯を修復する時間を確保して、お口の中の環境を整えることがポイントになります。
そのためには、食事やおやつの間隔をあけることがいちばん大切なんです!
規則正しい生活リズムで虫歯菌の働きを抑制していくことを心がけましょう☆
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