こんにちは(^-^)
歯科衛生士の井坂です!
前回舌苔について、特徴やケアの仕方などをご説明させていただきました。舌の磨きすぎには注意ですが、私も意識して舌のケアを行っています!
今回はまったく違うお話になりますが、型取りの方法について詳しくご説明させていただきたいと思います。
【型取りが必要になる主な治療内容】
虫歯等で失われた部分の歯に詰め物や被せ物を作るとき、マウスピース矯正(インビザライン)を開始するとき等、様々な用途で型取りが必要になります。
【型取りの方法】
当院では型取りの方法が2種類あります。
・印象材
・口腔内スキャナー
ここからはそれぞれの型取り方法について、特徴をご説明させていただきます!
【印象材】
印象材とは粉末の材料で、水を入れて練和し、それを専用のトレーにのせて口腔内に挿入して圧接するもので、1〜2分で硬化します。皆様も1度は、粘土のようなもので型取りをした経験があるのではないでしょうか?
この型取り方法の特徴は比較的短時間で硬化するというメリットはありますが、水を使用している為、乾燥に弱く変形しやすいという最大のデメリットがあります。型取りしたものが少しでも変形してしまうと、作製する詰め物等の適合が甘くなってしまう可能性があり、隙間ができてしまうとそこから虫歯になってしまったりと、再治療のリスクが高くなってしまいます。
【口腔内スキャナー】
当院ではiTeroと呼ばれる口腔内スキャナーを使用しており、これは紙や書類のスキャニングと同様に光を用いた専用のカメラで口腔内を撮影していきます。口腔内カメラで撮影するので、粘土のような材料を挿入せずに型取りができるので、苦しいこともありません。また、撮影したデータはすぐにデジタル化され、モニターに写し出されるのですぐに確認や分析が可能です。変形の心配もないのでより適合の良い詰め物等の作製が可能です。
口腔内スキャナーは現在保険適応外となっており、主にセラミックやインビザラインなどの自費診療に使用されています。
いかがでしたでしょうか?今まで何度も完成してきた詰め物や被せ物を見たことがありますが、やはり口腔内スキャナーで型取りをした物の方が圧倒的に適合が良く、調整量もかなり少なくなっていました!保険適応外というデメリットはありますが、かなりおすすめの型取り方法です★
ご自身の治療の際に分からないことがありましたら遠慮なくご相談下さい(^^)
ご来院お待ちしております★
お電話でのご予約はコチラ
0120-648-071