こんにちは(^-^)
歯科衛生士の井坂です!
緊急事態宣言が解除されましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?通勤電車も少しずつ人が増えてきて日常を取り戻しつつあります。しかしここで気を抜かず、第2波が来ないようにしたいものですね!
さて今回は、歯ぎしりについてご説明させていただきます!
歯ぎしりをしている人の割合は高いと言われていますが、自覚をしていない人は少なくありません。歯ぎしりは睡眠の妨げになるだけでなく、歯や顎に悪影響を与えます。また、歯ぎしりの他にも、咬みしめ、食いしばりといった歯や顎に負担をかける口腔内の悪習癖(ブラキシズム)があります。
これらは歯周病や顎関節症のリスクを高めるだけでなく、肩こりや頭痛などの原因ともなるので、適切な対処が必要になります。
【歯ぎしりの原因】
歯ぎしりの原因は明確になっていませんが、ストレスや歯並びの乱れ、かみ合わせ不良などが要因と考えられています。
【歯ぎしりのタイミング】
歯ぎしりは夜眠っている時だけだと思っていませんか?もちろん、眠っている間に歯ぎしりをしている人が多いのですが、歯ぎしり等のブラキシズムは起きている時にも行っていることがあるのです!
何かに集中しているときに歯を食いしばったり、歯ぎしりをしていた経験はありませんか?特に、食いしばっている人は力が抜けたときにこめかみのあたりの関節がじわーっと痛くなる事があります。これらのことは起きている時にも起こるので、気づいたら意識的に行わないようにすることが大切です。
【歯ぎしりによる悪影響】
歯ぎしりを行うことで、口腔内への悪影響が様々起こってきます。
・歯の咬み合う面がすり減る
・知覚過敏を進行させてしまう可能性がある
・歯周病を進行させてしまう可能性がある
・顎関節症のリスクを高める
・頭痛や肩こりの原因になる
また、インプラントに対しては大きな影響を及ぼすため、特に注意が必要です。インプラントが骨と結合している最中に、歯ぎしりにより強い力がかかるとインプラントが脱落することがあります。また、被せ物(セラミック等)が欠けてしまったり、ネジに緩みが生じたりする原因となります。
【歯ぎしりの治療方法】
歯ぎしりの原因を取り除くことが1番大切ですが、原因がストレスである場合や原因が分からない場合も多くあります。
現在最も多く行われている治療はスプリント療法とよばれる治療方法です。
これは就寝時にマウスピース(ナイトガード)を使用することで、歯や顎関節にかかる負担を軽減します。マウスピースの作製は保険が適用となりますのでご安心下さい。
朝起きた時に顎の関節や奥歯に痛みや違和感がある、または寝ている時に歯ぎしりをしていると指摘された事があるなど、少しでも不安なことがありましたら担当ドクターや衛生士にご相談下さい★
歯ぎしりや食いしばりの強い方は歯がすり減っていたり、顎が発達していたりと特徴がある為、メンテナンスの際にアドバイスもさせていただきます!
ご来院お待ちしております(^-^)★
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