こんにちは、歯科衛生士の三九二です!
前回はスケーリングについてお話しさせて頂いたので、今回はスケーリングで除去する、歯石についてお話させて頂きます!
歯石とは、プラーク(歯垢)が唾液の中のカルシウムやリンと結びついて、歯と歯の間や歯と歯ぐきの間で、石灰化して石のように硬いかたまりになったものです。とりきれなかったプラークが2、3日間お口の中にあると歯石になってしまいます。
歯石の表面はザラザラして、その上にプラークが付着しやすくなるため、虫歯、歯周病の原因になります。
歯石には種類があり、歯の見える場所に付着する歯肉縁上歯石と、歯ぐきの下に付着して外からは見えない歯肉縁下歯石があります。縁下歯石は歯ぐきに物理的なダメージを与えたり、歯周ポケット内の細菌が停滞する場所になってしまいます。
どちらの歯石もスケーラーでしか除去できないので、定期的なクリーニングが大切になります!
また、歯石をとったら歯がしみるようになった、歯ぐきが下がったように感じる、というお話を聞くことがあります。これはご心配されなくて大丈夫です!歯石をとったことで、今まで歯石にカバーされていた部分が露になるため知覚過敏のような状態になったり、歯石を取ることで歯ぐきの腫れが引き締まり歯ぐきが下がったように見えることがありますが、それが健康な状態の歯ぐきなのでご安心ください!
こう聞くと「歯石はとらないほうがいいこともあるのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、それは違います。本来の原因は歯石に起因するところなので、まずは歯石を取り、それぞれの症状に合わせた処置を行うことが重要になります。
定期的なクリーニングで、歯石のないお口を保ちましょう!クリーニングについて何か疑問がある方はお気軽に衛生士までご質問下さいね。
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