こんにちは(^-^)
歯科衛生士の井坂です!
前回は虫歯の進行についてお話をさせていただきました!早期発見の大切さが少し伝わったでしょうか?
今回は誰もが気になる親知らずについてお話させていただきます★
【親知らずとは?】
親知らずとは前から数えて8番目の歯で、智歯、第三大臼歯とも呼ばれ、一番奥に生えてくる永久歯のことです。
【親知らずが生える時期】
親知らずが生えてくる時期には個人差がありますが、一般的には10代後半から20代と言われています。
また、親知らずがない人もいます。上下左右4本ない人もいれば、1〜3本だけない人もいます。また、親知らずがあっても歯肉の中に埋まったまま生えてこない事もあります。
【トラブル】
親知らずによって引き起こされるトラブルは大きく分けて4つあります。
・虫歯
親知らずが斜めに生えてきたり、途中までしか生えてこない場合は歯ブラシが届きにくく、虫歯になりやすい場所になってしまいます。また、手前の歯との隙間に汚れが溜まりやすくなり、手前の歯も虫歯になってしまう可能性があります。
親知らずは抜歯する選択肢がありますが、手前の第二大臼歯は噛み合わせですごく大切な歯なので注意が必要です。
・歯肉の炎症
親知らずが斜めに生えてきたり、まっすぐでも途中までしか生えてこない場合はとくに歯と歯肉の境目にプラーク等の汚れが溜まりやすくなり、親知らずの周辺が不衛生になります。この状態が続くと、まわりの歯肉に炎症が起き、歯肉が腫れたり、痛みを伴う事があります。これを智歯周囲炎と言います。
親知らずに関するお痛みで一番多い症例です。
・口臭
汚れが溜まりやすく、虫歯になりやすいことから口臭の原因になってしまう可能性があります。また、汚れが溜まると周りの歯茎に炎症が起き、膿が溜まることも口臭の原因の一つです。
・歯根の吸収
親知らずが手前の歯に食い込むように斜めに生えている場合、手前の歯の接している根の部分が溶けて吸収してしまう事があります。歯根吸収が進むと、手前の歯も抜かなければならなくなってしまう事があります。
よく親知らず抜いた方がいいですか?と聞かれますが、上下左右まっすぐ綺麗に生えていて、しっかりと噛めている親知らずなら抜く必要はありません。
ですが、斜めや横に生えている場合や、途中までしか生えてこない場合、上記のようにトラブルになりやすく、手前の第二大臼歯にまで悪い影響があることから、抜歯をおすすめしています。
当院では通常のレントゲンの他、CTの撮影も可能ですので、お悩みの方は一度ご相談してみてはいかがでしょうか?
皆様のご来院お待ちしております★
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